- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062762649
感想・レビュー・書評
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京都華道界で勢力を伸ばしてきた
新興流派の襲名式典の場に参列した
星井と助手の小林。
しかし、当の主役の新家元が姿を消し
来賓挨拶をした別流派の女性が
壇上で毒殺された。
流派間の争いが事件の源なのか?
星井は取材を続けながら謎に迫るが。
ちょっと好みじゃない方の展開だった。
おもしろいのは、おもしろいのですけどね。
この分量にしては関係者が多すぎて
誰がどうだかこんがらがり
最後の真相の時に素直に
そうだったのか!と驚けなくて残念( ̄▽ ̄)
華道界が舞台のわりに花のうんちくと
『源氏物語』のうんちくと両方盛り込まれてて
なんとなく食傷気味。
事件の鍵になるのは「華」の方で
花の卸業者の話とか興味持てたから
そっちの比重が大きくても良かったような。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都を舞台にしていることに興味を持ち読んでみた。殺人は殺人だけど、どこか切なさもあるストーリーだった。後半の星井と美雪のやりとりの表現に時代を感じることもあったが、美味しい料亭や京都のお寺等が出てきてこちらも観光している気分になった。
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京都 美味しいもの ミステリー
上記の理由で、何気にこのシリーズを揃えてしまった
201501 完読 -
シリーズとしては初期のものですが、源氏物語というギミックに縛られたおかげで逆に個性を発揮できなかったような物足りなさでした。
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面白くないとは言わないのですが、
全てにおいて普通…という印象で。
源氏物語も華の道も京都も全てが、
当然の如く活かされているのです。
が、もう少し捻って欲しかった…。 -
京都に行って読みたい本。途中に出て来る京都紹介が好き。謎もさらっと読めて、登場人物の雰囲気も気に入ってる作品。
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2009/02/13-2009/02/14