- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763059
感想・レビュー・書評
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全体的に面白かった。一つ一つの短編が短いので、読みやすさはある。でも没入感があまりなくて、何度か内容を忘れながらも読んでいた。
あとは想像していたよりも読了後にすっきり感がなくて、残念だったかなという気もします。話が最後まで繋がっていたので、なにか意外性が欲しかったなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連作短編なんだけど、テイストが統一されてなくて、
んでサーカス市場の背景が
今ひとつ浮かび上がってないというか…
魅力的な登場人物を活かしきれていないかなあ。
星は二つ半。 -
市場の神秘性がもう少し際立っているかと思ったら、そうでもなく。ただの商店街なんじゃないか?とさえ思ってしまった。
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すごく面白いとは思わなかったんだけど、
なんかフンワリとした雰囲気とレトロな味とで、
どうしても読むのをストップできなかった。
うーん、うーん、
なんだったんだろう?
ストーリーのどれもきりりと解決はしていないのに、
でもなんとなくまた、読みたくなるようなちょっと味のある作品。
面白い、とは言いにくくて、誰かに勧めるのは難しくて、
説明も出来ない、でも、忘れられないフシギな話。 -
仙台のどこかにある「サーカス市場」と呼ばれている胡乱な一角を舞台とした連作小説。
毛針女に面妖屋に膝折男とタイトルもなんとも魅力的。それぞれ少しずつリンクしていて、サーカス市場の住人は個性的で粗暴だけど一本筋は通っている。
読んでいて楽しくてちょっと寂しくなる。そんな1冊。
…伊坂幸太郎といいこの本といい、仙台なんか楽しそうな街だなぁ。 -
ちょっと不思議な話の短編集。
特段の感想は無し。 -
「奇妙な味」に惹かれて読んでみたが。。
「奇妙な感じ」ではなくて残念。
ミステリーでもないような。。??