- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763141
感想・レビュー・書評
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ミステリーと思って読むとダメだけれど、京都ネタに詳しくなる本として読めばなかなか面白かったです。
最後がブチっと切れた感じではあるけれど…。
京都案内~ミステリー小説風~と思って、読んでみるべし。
鬼門・神門のバリアーとダキニへの信仰で現世の栄華を最期まで誇った徳川家康との関係など、違った角度で京都を見ることができました。
でも、京都御所って平安初期と今の場所は違うし、秀吉時代にかなり町にも手が加わっているから、京都ネタはネタが尽きない反面、つっこみやらいろいろあって、それはそれで自分で楽しめばいいと思います。
ダキニのお稲荷さんネタを自分は知っていたので、その辺をもっと掘り下げてくれたら良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういうサスペンス劇場的なのは久し振りだった
テレビ番組を撮影するにあたって、方位アドバイザーと大学生アシスタントで
京都の七不思議に迫る
撮影の期間中に何通かの脅迫状めいたものが届く。
どんな意味があるのか!!
結構な長編なのですが、実際に人が死ぬ場面は、本当の最後の
クライマックスで出てくるって感じです。
北斗七星の呪術が現代の怨念を呼び覚ますのか?というストーリー。
歴史がメインなのですが、読みやすい内容でした -
お寺や方位学について写真などを挿みつつ解説?している内容が主。でもなぜか殺人事件も起きます。笑
京都の知識についてはなかなか興味深く、役にも立ちました。 -
先日京都行ったので。京都いいところだよ。
肝心の作品の方は、まあ何というか新幹線で読むのにはちょうど良い感じ。可もなく不可もなし。