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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771566
作品紹介・あらすじ
一九七二年、日本中を震撼させた連合赤軍。その幹部に吉野雅邦という男がいた。小・中学校の同級生で事件直前まで吉野と家族ぐるみで親交を深めていた著者が、事件後の往復書簡を含めてその心の遍歴を辿りながら、裁判記録や関係者からの聞き取りを重ねて、かつてないアプローチで「あの事件」に迫る。
感想・レビュー・書評
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吉野雅邦の幼友達である大泉氏が書いた、活動中、逮捕後、裁判の全過程を忠実に追った稀有な追想記。裁判に花園紀夫も参考人として登場し、赤軍派から連合赤軍への経緯やその状況説明は圧巻。連合赤軍の内実を知るには、植垣康博氏の書いた「兵士達の連合赤軍」と共に必読書である。
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40年経ったからこそ見えてくる衝撃の真実総括の実態、私刑の経過。エリートの若者たちをあれほど残虐な革命に駆り立てたものとは? 刑期中の幹部の親友である著者が迫る彼らの息詰まる心理と人間模様!
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辛いなあ。彼らの内側か。らの肉声は、僕らと同じだ。彼らの中にいてもおかしくなかったんだなつくづく思う。
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