天海譚 戦川中島異聞 天佑、我にあり(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773324

感想・レビュー・書評

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  • 上巻は冗長。何度かあきらめかけた。必要の無さそうな描写が多く、知恵の披露に終始し、腹立たしい。下巻でようやく入り込め、死闘当たりで、息もつかせぬ展開で、最後まで飛ぶように読了。終わりよければ~で、「おもしろかった」と満足な気持ちにもなるのが妙なところ。

  • 合戦の場に、天海、風魔小太郎がいたというのは面白い。川中島の戦いというのは、武田が失った物は多いが、なんとか守りきった戦い。北信濃を武田がその後も治めたことを考えればそう考えられる。徳川が武田流軍学その他を引き継いだのも、結果的に武田の有利を認めたからではないか。

  • 互いの謀略の限りを尽くし、機は満ちた。武田の鶴翼の布陣に上杉の車懸かりの布陣が襲いかかる。奇襲に次ぐ奇襲、その血で大地の色が変わるほどの無数の死者。なぜ両軍はそれほどまでの死闘を続けたのか?戦いの魔に魅入られた男たちの死に様を精緻な筆致で描く、その緊迫感に頁をめくる手が止まらない!

  • 上巻に記す。

  • 10月14日読了

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著者プロフィール

作家

「2018年 『我、六道を懼れず[立国篇](下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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