幻想映画館 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1495
感想 : 118
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775373

感想・レビュー・書評

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  • またまた堀川アサコさんの不思議な世界です。
    主人公とお父さん、映画館の支配人と従業員
    そして、地縛霊と・・・
    ありえないが、あると不思議で、ありそうな世界。
    物語の中に引きつけられるけれど、頭に浮かぶ映像全体が幻想の世界になってしまいそうな物語です。
    そして、物語の最後がそれなりにハッピーなのがお気に入りです。

  • 真理子さんの旅立ちに星5つ

  • 幻想シリーズの第二弾。今回は映画館が舞台。

    コメディと思って読んでいたら、とんでもない仕掛けがあった……。

    これはさすがに驚いたわ。このネタはこの伏線だったんだ。いい意味で想像を裏切ってくれたかな。

  • もう少しまとまりが・・・

  • 前作より斬れを増した、この世とあの世の境目を描くファンタジー・ホラー・ミステリー・バラエティ!?。電氣館を含めた商店街の店揃え・アイテム揃えは~郵便局から引継がれ、急がないノスタルジーさが醸し出す空気感に癒される。あちこちに散らばる霊が呼ばれ、集まってくるストーリーの繋がりは著者ならではのセンスの良さ。のほほん絶好調のスミレちゃんと、私的な最高キャラ真理子さんのコンビは頁が進む毎、歯止めが効かなくなる様な迷走!?…そして少し切ない成仏ぶり♪

  • 今回も、見えないけれど見える女の子が、映画館でアルバイトをしながら、奮闘していく。心霊的なものは怖くなくてよかった。ほんわかしているけれど、ミステリもあって面白かったけれど、個人的には「幻想郵便局」の方が好みでした。でも、真理子さんが幸せそうで、そして無事成仏したり、楠本のおばあさまが元気だったり、青木さんが何気に出てきたりと、前作とのつながりもあって、面白かったです。

  • 幻想郵便局の続き。前作を読んでなくても楽しめると思うけど、順番に読むほうがもっと楽しめる。主人公が天然なおかげで悲観せずに読める。シリーズの続編も期待。

  • 作者の本を読むのは3冊目だけど、どんどん理解し辛くなってきた・・・ まあ、独特の世界ですな。

    ちと付いていけん・・・

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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