最重要容疑者(下) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062777520

作品紹介・あらすじ

ネブラスカで車を拾ったリーチャーは最悪の事態に巻き込まれてしまう。殺人事件の最重要容疑者としてFBIに追われる身となったうえ、その裏にはCIAの影もちらついているのだ。追跡者であるはずのFBI女性捜査官と信頼関係を築きながら逃走を続けるリーチャーは、やがて国際的巨大犯罪の存在を知る。

感想・レビュー・書評

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  • FBI女性捜査官、北欧系金髪美女のソレンソンが撃たれて亡くなってしまったのが残念。なので★二つ。ヒロインは2人要らないっていう事なのか。
    無敵のリーチャーは敵を倒して放浪を続ける。

    Amazonより------------
    ネブラスカで車を拾ったリーチャーは最悪の事態に巻き込まれてしまう。殺人事件の最重要容疑者としてFBIに追われる身となったうえ、その裏にはCIAの影もちらついているのだ。追跡者であるはずのFBI女性捜査官と信頼関係を築きながら逃走を続けるリーチャーは、やがて国際的巨大犯罪の存在を知る

  • ジャックリーチャーシリーズ。
    リーチャーは歳をとってもリーチャーらしくて、ブレなくて良いのだが、この作品自体はなんだかブレまくってるのが残念。

    殺人事件の容疑者が実は…。そして、その「実は」自体が実は…。味方が実は…。敵が実は…。キーマンとなる人が実は…。

    これを伏線やどんでん返しに次ぐどんでん返しとみるか、腰が据わってないとみるか、俺は残念ながら後者に思えてしまった。この作品自体の出来が荒いのか、シリーズが進むにつれそういう趣向になってきたのか(だとしたら、翻訳の中抜けが多すぎて急変してるように誤解しているのかも)

    リーチャーが荒事を得意なのはいいのだが、小説のプロット自体はもうちょっと丁寧にして欲しかったなぁ

  • 最重要容疑者が最重要容疑者になった経緯がいまいち分からないまま最後までいってしまった。
    なんだかんだで結構自由に動き回れていたり、まったく最重要容疑者っぽくない。
    でも最後の戦闘シーンは緊迫感があったかな。

  • 紙の本で。
    あまり腑に落ちない展開と結末。

  • ジャックリーチャーシリーズ17作目。リーチャーがネブラスカでヒッチハイクした車は、実は男二人が女を誘拐し、警察から逃げる途中だった。
    これまで読んだリーチャーシリーズの中では、結構ひねりがきいたプロットで、楽しめた。

  • 面白かったが、手放しでそう言えなかったのが残念。敵組織の正体が色々微妙。プロペラ状のシンボルマークの設備も単なる払い下げとかちょっと拍子抜け。建物を見つけるまでは面白かったのに。とはいえリーチャーさん(齢五十を越えていたとは!)は相変わらず格好良く、次作も期待。あとがきの最後にあったようにシリーズ過去作を一つでも多く翻訳して欲しいと思う。

  • わたし的には、結構意外な展開が待っていました。ソレンセンが・・・。この作品での主要登場人物なはずなんですが、意外にあっさり・・・。

    それにしても、FBIがFBIを・・・と言うことは有るんですかね?9.11以降、なんでもアリなのかな?

    リーチャーの目的地、アトランタというのは、61時間で“出会った”軍警察の女性指揮官に会いに行くという事なのかな?

  • ネブラスカで車を拾ったリーチャーは最悪の事態に巻き込まれてしまう。殺人事件の最重要容疑者としてFBIに追われる身となったうえ、その裏にはCIAの影もちらついているのだ。追跡者であるはずのFBI女性捜査官と信頼関係を築きながら逃走を続けるリーチャーは、やがて国際的巨大犯罪の存在を知る。

  • ジャック・リーチャーシリーズ17作目。冒頭のシーンはどうやら前作から何か繋がってるようだけど本作のストーリーとの関連はおそらくない。相変わらずリーチャーが歩くと事件が起きる。片田舎のひとつの殺人に州警察、FBI、CIA、国務省が関わってゆき事件がどんどん大きくなってゆく。ラストの犯人グループのアジトに乗り込んでゆくシーンはさすがのリーチャーも危機一髪となってかなりハラハラさせられた。

  • シリーズかっとばしすぎて急に歳とったな。相変わらずお元気やけど。

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著者プロフィール

1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは現在までに23作が刊行され、いずれもベストセラーを記録。本書は22作目にあたる。

「2019年 『ミッドナイト・ライン(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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