- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062779500
作品紹介・あらすじ
土佐に生まれた作家が渾身の筆で描いた初の歴史大河小説。アメリカで暮らした日本人・中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯。
感想・レビュー・書評
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おもしろい
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ジョン・マンの生い立ち。その数奇な運命。ただすごいとしか言いようがない。たった12歳で村を出てカツオ船に乗り難破する。命からがら鳥島に辿り着く・・
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(古本を購入)
読み始めた(8月11日)〜読み終わった(8月16日)
真鍮色の瞳を持つ万次郎。
生まれ故郷の、高知、中の浜のカツオ漁師の炊事役から宇佐浦のの網元、徳右衛門の船に乗ることになる。
きっかけを作った筆之丞が船長を務める徳右衛門丸。
その航海中で嵐に遭い、鳥島に流される。
アメリカ、捕鯨の町、ニューベッドフォードを母港とするジョン・ハウランド号。
その船長のホィットフィールドはクジラを求めて南米ケープホーンを回ってジャパン・グラウンドと呼ばれる海域を目指していた。 -
2017/05/26
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読了。レビューは最終巻で。
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幕末のジョン万次郎を取り扱う大河シリーズの第1巻。
四国の漁村で生まれた万次郎が漁師として育っていき、嵐に会い漂流し米国捕鯨船に見つけられるまでのお話し。
ぐいぐい引き込まれます。
次が読みたくなること間違いなし。 -
名前は良く聞くけど、実際の人物像については殆ど知らないジョンマン次郎。現在進行形で織りなされている本作で、その人物史を鑑賞することにしました。まだまだ序盤で、とりあえず遭難したところまでで終わったけど、その状況描写も迫力があって、で、アメリカ側の目線でも同時に物語が進行していく流れが良い。続きが楽しみです。