人材は「不良社員」からさがせ -奇跡を生む「燃える集団」の秘密 (講談社+α文庫)
- 講談社 (2011年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062814492
作品紹介・あらすじ
組織が硬直した大企業にいるのは、優等生的な「良い子」ばかり。そんな社員をいくら集めても、画期的プロジェクトの成功はおぼつかない。じつは仕事に抜群の手腕を発揮する本物の「人材」は、自尊心が強く、性格も鋭角的なために上司と衝突して、「不良社員」に化けていることが多いのだ。人材をさがし出し、その魂からほとばしる情熱を大切にして、上司があれこれ口を出さなければ、画期的プロジェクトは成功する。元ソニー上席常務による「超人材論」。
感想・レビュー・書評
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天外伺朗のSONY時代のエピソード.
上司の言うことを聴かないやんちゃ集団が新製品を開発していく成功体験を記載。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大企業ここにありという感じ。ソニーと言えども、その呪縛からは逃れられないようだ。人間の性なのだろうか?
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うちのパートナーから紹介してもらった一冊。
燃える集団を作り出すことが経営者の仕事であり、その状態になったら邪魔をせずに見守る。簡単なようで一番難しい。忍耐力! -
先日BBTの番組を観ていたく感銘を受けた元ソニー上席常務の天外さんのこちらの著書を読んでみました。
すばらしい!!
もともと1988年に刊行されたものだそうですが、著者も書かれているように全く古さを感じさせません。…というより、今こそまさに天外さんがここで書かれている、主張されている考えが企業経営において益々重要…いえ、最重要課題となっていると私は思います。
なぜに大企業からイノベーションが起きにくいか?…天外さんが明確に書かれています。
これからの「戦略」の考え方もまさにその通りと思います。
名著。 -
書いている内容にはなるほどなと思うものの、架空の対話形式にしている構成や、話の流れに脈絡がなかったりと、ちょっと読みづらかったので★3つ。
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高校時代だったかに読んで、また読みたいと思っていたところに再発。こんな本だったかと思う点も多々あり。今でも新しい本。
この本があったからこそ、今のような仕事の見方をして、今のような仕事の仕方をしているのかもしれません。
マネジメントであったり、組織論であったり、フローであったりと色々書かれているが、結局、熱く仕事できる環境を整えろ!ってことで言い切ってしまってもいいのでは?と思います。 -
元ソニー上席常務による超人材論。
筆者の実体験から紹介されている燃える集団は半端ないね。一人で十人分働くような感じ・・・。