やめられない心 毒になる「依存」 (講談社+α文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062815550

作品紹介・あらすじ

「毒になる親」「不幸にする親」に続く第三弾! 酒・ギャンブル・買い物・ネット依存にひそむ、共通した「心の問題」の正体と解決法

感想・レビュー・書評

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  • いわゆるアディクションの話なのですが、ところどころドキッとさせられる記述も。こういうのは自分とのつながりが感じられると印象に残りやすいですね。

  • 一般人向けで専門用語も少なく、とても読みやすかった。ただ精神的、宗教的?な話が多かった印象。
    こういう本を読むと状況が整理されるからその点は良いかも。

  • アディクションに陥る心の動きが書かれている。
    あまり斬新で目新しい話はないかも。

  • 酒、ギャンブル、タバコ、薬物だけではない!買い物、スマホ、まさかの「仕事中毒」まで、現代人の誰もが他人事ではない「依存」には共通の原因があった!本人だけでなく周囲の人をも不幸にする心の病の仕組みと、対処法を解き明かす!

  • 【感想】
    薬物、アルコール、ニコチン、ギャンブル、インターネット、スマホ、売春、買い物など、現代人が陥っている様々な「依存」ないし「中毒」(アディクション)について、それが初期段階から深刻化するまでの過程を緻密に検討している。

    本書の優れている点は、アディクションが生成されるメカニズムのみならず、そこから脱却するための方法論(一般的な記述にとどめられてはいるが)をも記述していることにある。

    誰でも日々無限に生起してくる「苦」から逃れんとするため、多かれ少なかれアディクションの対象を抱えているとは思うのだが、果たして自分が何にどっぷりと漬かっているかを知らぬまま生活していることもあるだろう。

    アディクションの行為が始まると生じてくる現象や深刻化した際に失われる諸々の利益(これらは本書に詳細に書かれている)を意識に上らせるだけでも、回避行動を採ることが可能となる。

    各種アディクションに対して個別の対処法が示されているわけではないが、生活の中に「思い当たる節」を見出せたので、アディクションの無限ループから抜け出す方法を自分でも考えてみようと思う。

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