- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062815925
作品紹介・あらすじ
片づけが苦手、遅刻が多い点……それは、ADHDのせいかもしれません。毎日の生活の工夫、治療法までを専門医が豊富な図解で解説
感想・レビュー・書評
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ADHDやASD、LDなどの特性が簡潔にまとめられています。日常生活や仕事での具体的な場面を提示して、特性に対する対策を解説しています。
イラストや図表を用いて分かりやすく「ササっと」読める内容になっています。
日常生活にすぐに生かせることも多いと思います。
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ADHD:考えずに思ったことを性急に話し
てしまい、後から「言うべきではなかった」
「言って失敗した」などと後悔しがち。少し
考えれば言わないほうがよかった、とはわか
る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
片づけが苦手、遅刻が多い点……それは、ADHDのせいかもしれません。毎日の生活の工夫、治療法までを専門医が豊富な図解で解説
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図が豊富で読みやすい。周りにADHDの方がいる人、自分がもしかしたらADHDなのではないかと不安な人に。ADHDの入門書。
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大人のADHDも子供のそれも特徴自体は変わらない。両親や教師など手助けをしてくれる存在があるかないかが大きな違い。責任感がない。詰めが甘い。だらしがない。根気がない。そそっかしい・・・・・・・・・評価は散々だが、ADHDの特徴を逆手にとって長所に育てることもできる。注意力が持続しないのは、複数のことを同時にテキパキこなすこととして活かせる。慎重さが足りない人は行動力のあるアイデアマンになれる。落ち着きのなさは機動力に変えられる。などなど。何とあの坂本龍馬もADHDだったとのこと。苦手を自覚すれば良い面を大いに発揮し大成できるのだ。大事なのは周囲の理解。
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ページ数少なめで、重要なキーワードに太字を多用するなどメリハリがきかせてあり、読みやすかったです。身体機能面からの解説も豊富で、あらたな発見もありました。
が、対処法についてはやはり(同種の本の大半と同様に)周囲の人向けがほとんどです。 -
ADHDの3つの特徴は、「不注意」(気が散りやすい、物を失くしやすい)、「多動性」(落ち着きがない)、「衝動性」(思い立ったらすぐに行動したくなる)だという。ADHDの特徴、原因、対処法など、よくまとまっていて分かりやすかった。
一つ分からなかったのが、ADHDであるか否かの判断基準。上記の特徴は、誰でも持ちうる単なる欠点のようにも受け取れる。
ただ、周りの不可解な行動に苛立つときに「もしやADHD的特徴があるのか」という視点を持つことで寛容になれたり、対処法が見いだしやすくなりそうだ、と感じた。