朝11時までメールは読むな! 「後悔しない決断」の技術 (講談社BIZ)
- 講談社 (2007年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062820738
感想・レビュー・書評
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○決断の評価は、決断までのプロセスを評価する
なぜなら決断時には成功する確率しか見えないから。
結果が悪かったといって決断が間違っているわけではない。
○決断を早める方法として、「悩む時間」と「考える時間」を切り離して考える
・考えるとは
⇒結論を出すために、情報収集や分析をすること
・悩むとは
⇒結論を出せずに、困ったり苦しむこと
物事を決断する上で悩むのは時間の無駄。悩んでも決断の質は上がらない。なのですぐ決める。
○現実的に難しい問題を解決する際はブレーンストーミングという手法を使う
難しくても解決しなけてはいけないことはたくさんあるので、そんなときの手法の一つとして良く使われるのがブレインストーミング。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
○早く良い決断をするためのフレームワーク一覧
・5W1H
・3C分析
・マーケティングの4P
・バランストスコアカード
・PDCAサイクル
・ECRS
・PPM
内容は、書くのがめんどくさいので調べてください
ただ、この情報整理のフレームワークは過去の優れた先人たちが作り上げてきた考え方の枠組みなので、どんどん活用したほうが効率よく情報整理ができて、決断の質があがるとのこと
○素早い決断のための5つのアプローチ P81〜
それほど重要でない決断には①②③を使う
重要な決断には④⑤を使う
①ランダムに選ぶ
決断の質を必要としていないときに使う。AかBのどちらでもいいときなど。
②直感で選ぶ
直感は、瞬時にさまざまな条件や経験を通して判断を行うのでランダムよりは、決断の質が上がるので重要でないことを早く決断したいときに使える。
ただ、属人性が高いので判断基準が不明確。
③ルールに従って決める
ビジネスにおいて時間短縮でもっとも使われる。
一度ルールを決めてしまえば後は、決断をルールに任せれば良いだけなので、判断基準も明確で労力もかからない。
④決断表を作る
例としては、エントリーシートとかペーパーテストとか。評価項目と重要度(5段階評価など)を出す。
重要な決断ほど、評価項目を増やして、点数付けをしていく。もっとも点数の高いものを選ぶ
※結構大事かと思うので、詳しくは本を読んで下さい。
⑤決断の本質から考える
重要な決断で、すべきことが決まっていないときに使う。問題と原因を結びつけることが大事。問題と原因が結びついたら、その原因を解決する決断をとる
※これも大事かとおもったので読んでください。
○決断するのは朝11時まで
知識が整理されている&朝は余計な心理がないため -
なんとなく借りて読んでみたら、いくつか「おっ」と思うことが書いてあった。①肯定的→否定的の思考ステップ、②業務プロセス改善のフレームワーク「ECRS」(これは知らなかった)、③アンラーニングの重要性の3つが印象に残った。残念ながら本のタイトルはあまりにも奇を衒いすぎでは。作者が伝えたいこととずれてる気がする・・・。
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◆本から得た気づき◆
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すぐ決めることで「悩む時間」を節約
フレームワークは先人たちの作り上げた、考え方の枠組み
重要な決断の前には、必ずワーストケースのシナリオを作成すること
重要な決断では、客観的評価を行うjために、「決断表」をつくる
知識=他の人の経験を総まとめにした優れた情報
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◆目次◆
01 正しい決断とは何か?
02 「悩むこと」と「考えること」をきっちり分けよう
03 現状を根本から変える選択をしよう
04 否定的な情報も集めよう
05 フレームワークを使って情報を整理しよう
06 損得を超えた判断軸で考えよう
07 ワーストシナリオを想定しよう
08 すばやい決断には「ランダム」「直感」「ルール」の活用を
09 正しい評価をするために「決断表」を作ろう
10 最重要事項を決めるときは「決断の本質」から考えよう
11 朝 11時までを決断の時間にしよう
12 未来を分類して「継続性のバイアス」を避けよう
13 「自分は無知である」と肝に銘じよう
14 誰もが「人を評価する際のバイアス」を持っている
15 「過去の積み重ね」の上で決断してはいけない
16 「先送り=決断しないという決断」もある
17 「なぜ」の繰り返しで道具のバイアスを打破しよう
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/46cbe412d15b6b3d.png -
後悔しない決断の技術。
決断の定義は参考になる。 -
● 我々が肝に銘じておくべきなのは、「決断を評価するときは、決断をした時点までのプロセスを評価する」ということです。
● 「考える」とは、「結論を出すために情報収集をしたり分析したりすること」であり、「悩む」とは「結論を出せなくて困ったり苦しんだりすること」です。
● 「最悪の習慣は、朝一番にメールを読むことです。さまざまな事柄が頭に入ってくるために、考えが乱されてしまう。朝の時間は重要なことに集中して、昼までに一仕事終わらせるべきです」ティモシー・フェリス
● 知識とは、他の人の経験を総まとめにした優れた情報です。
● もし、決断をする際に「Aをするか、Bをするか」のどちらかを選ぶしかない状態になっていれば、もう1つ、「何もしない」を選択肢に加えるようにしましょう。合わせて3つを選択肢にするのです。
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すっきりしているうちに仕事をしろ。
決断は臨機応変に。 -
ちなみにタイトルは、11章のp116-123
・「悩むこと」と「考えること」を分ける
5つの決断アプローチの比較(10章、P115)
1)、ランダムに選ぶ
2)、直感で決める
3)、ルールに従って決める
4)、決断表を作る
5)、決断の本質から考える
マッキンゼーの将来を決める4つのレベル(P.131)
レベル1)、明確な将来
レベル2)、選択的な将来
レベル3)、ある範囲の将来
レベル4)、不明瞭な将来
人の評価に関する6つのバイアス(P.163)
・ハロー効果(後光効果)
・期末効果
・中心化傾向
・寛大化傾向
・論理誤差
・対比誤差
過去を振り返るよりも、未来に望みがあるのかどうかを考えよう(P.178)
ト、2009.6.13 -
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