- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062827614
作品紹介・あらすじ
平安時代末期(一一〇〇年代後半)、日本は歴史の大きな曲がり角に立っていた。これまでの貴族にかわって、武家の平家一門が政治の表舞台におどり出た。平家は日本全土の半分を支配下におき、平清盛の専横は目にあまるところとなった。『平家物語』は、こうした平家の隆盛と、その後の破滅への道のりを、時にフィクションをまじえながらも、あますところなく語ってくれる。平家琵琶の音にのせて、琵琶法師たちが語り継いだ一大叙事詩は、聞く人の心をゆさぶり涙をさそった。
感想・レビュー・書評
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いまだ未読だった名作児童文学を今さらながらに読んでみるシリーズ②(児童文学ではないけど、児童書なのでこのカテゴリで(笑))
源平合戦を舞台とした漫画作品は数多読んだものの、、、、
※いわゆる1つの、義経と弁慶が主人公となる一連のもの(笑)。
「盛」だの「経」だの「憲」だのの紛らわしい人名のオンパレードは、漫画であるからこそキャラの見分けもついたが活字じゃおそらくわけが分からなくなるはずだろ・・と、ずっと敬遠してきた。
けれどもしかし、吉村昭が書いたならきっと読みやすく描かれているのだろう(それに、児童向けに書かれた作品でもあるしね)と、手に取ってみた。
なるほど、読みやすい。
いまはまだ上巻の半分くらいだが、この先も十分に楽しみだ。
2017.10.25.書。
【読了】
うん、上巻最後まで、面白し。滅びゆく平家一門の悲哀がひしひしと伝わってくる。
“もり”だの“のり”だの“すけ”だのの区別のつきにくさは相変わらずだけど(苦笑)。
★3つ、7ポイント。
2017.10.26.図。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
挿絵がいい。
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読みやすかったです。