いろとりどり (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
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本棚登録 : 108
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830928

作品紹介・あらすじ

毎日、退屈でしかたがなかったカラスたちの前に、とつぜんあらわれた、見たこともない「いろとりどり」。
カアカア鳴くことしかできないと思っていたカラスたちに、「いろとりどり」は、歌い、踊り、笑うことのすばらしさを教えてくれます。
クルカア歌って、クルカア踊って、みごと、陽気さを手に入れたカラスたちが、カラスであることに肯定感を抱くようになるまでの物語です。

感想・レビュー・書評

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  • いろとりどりとカラスが一緒にステップをふんで、いつもカアカアしかなかないカラスが楽しそうにクルカアと踊って楽しそうにしてるのが素敵だなと思った。

  • 6歳7か月の娘へ

  • いろとりどりのはねをそんなにわたして、いろとりどりのいろいろなきれいなはねがなくなるかと思ったけど、なくなんなくてびっくりして、さいごのページでいろとりどりとわかれたとき、そのはねがちょっとだけへっていてびっくりした。

  • 退屈するカラスたちの前に現れ、楽しさと幸せを教えてくれる不思議な「いろとりどり」。ページをめくるたびにいろとりどりの羽根が光って素敵だ。ただ、「幸せに理由は要らない」「人生は自分の見方一つ」というメッセージには共感できるし、真っ黒な姿をして日々になんの意味も見出せないカラスと七色の羽根を持ついろとりどりの対比ということもわかるが、どことなくもやもやしたものを感じてしまった。

  • 「にじいろさかな」シリーズは、あまりにも有名なマーカス・フィスター。真っ黒な鴉が、色とりどりという設定がすばらしい。「ちいさなつきがらす」もおすすめ。
    何か、共感する力がほしい人へ。

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著者プロフィール

1960年、スイスのベルンに生まれる。高校卒業後、ベルンの美術工芸学校の基礎科に入学。その後、グラフィック・デザイナーとして、1981年から1983年までチューリッヒで働く。カナダ・アメリカ・メキシコを旅行ののち、帰国後はフリーランスのグラフィック・デザイナー、イラストレーターとして活躍している。おもな作品に「ペンギンピート」シリーズ、「うさぎのホッパー」シリーズ、「にじいろのさかな」シリーズなどがある。1993年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞した『にじいろのさかな』をはじめとする「にじいろのさかな」シリーズは、世界で3000万人の読者に迎えられた大ベストセラーとなっている。

「2022年 『にじいろの さかなと おはなしさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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