アルプスの少女 (21世紀版・少年少女世界文学館 第16巻)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062835664

作品紹介・あらすじ

この作品の魅力の中心は、なんといっても素朴で純真な小さなヒロインのキャラクターにあるでしょう。ときには激しすぎるほどのその共感が、周囲の人々の心のありようを変えてしまうのです。世に成功作といわれる作品は、ときとして作者の意図を越えて、より大きな世界を獲得するもののようです。この作品にしても、一見信仰の力によって貧富の差をなくそうと説いているようでいて、その実、もっとたくさんのこと、つまり人間のもつ希望の力が切り開く、より高い、あるべき調和の世界を指し示しているようです。

感想・レビュー・書評

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  • ペーターが車いすを落としたところが、すごく印象的だった。クララにハイジをとられてさびしかったと思うけど、やっちゃいけないことをやっちゃった。だから、この後どうなるんだろうって、ハラハラした。
    でも、ペーターは、悪いことをした後どうしようって悩んだり苦しんだりして、そういうことを考えられるからいい人だと思う。
    おばあさまが、ペーターに、ひどいめにあわされた人には、神様がその災いを幸せに変えてくれて、災いをしかけた人は、それが身にはねかえって一人だけつらい思いをすると話していたところは、自分に言われているみたいで、ドキドキした。
    アニメの世界名作劇場も好きだけど、本もすごくおもしろくて、一気に読んだ。ハイジはアニメよりいろんなことを考えている感じがする。ヨーゼフは出てこないことは、さびしいけど、お話がおもしろくて全然気にならなかった。
    アニメでも原作でも、やっぱりおじいさんとお医者さんが好き。(小5)

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00270733

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著者プロフィール

【ヨハンナ・スピリ】
"1827年、スイス・チューリヒ州郊外のヒルツェル生まれ。
40歳をすぎてから児童文学を書きはじめ、作品集『子どもたちと子どもたちを愛する人々のための物語集』を上梓後、一躍有名に。
「アルプスの少女」で知られる代表作『ハイジ』は、古典名作として世界中で愛されている。"

「2021年 『ハイジ下巻〜旅立ち〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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