- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836289
作品紹介・あらすじ
西尾維新×竹が放つ、待ってました!の時代活劇絵巻!
甲冑 vs.無刀
「おれはとがめに惚れてるんだからよ――裏切るわけがねえだろうが」
薩摩の港町を一手に仕切り、賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必(あぜくらかなら)。“日本最強”を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、“あるもの”を賭けての勝負を校倉から挑まれる――! “愛”に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先――!? 刀語、第5話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、校倉必!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第5弾!
西尾維新が挑む時代活劇! こんな物語を待っていた!!
感想・レビュー・書評
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相手もはや刀じゃないwww
あと暴走するとがめ可愛すぎるwww
まにわにの実質的な頭も登場し、3巻には早くも息切れ感が出てたものの話の展開的にはようやく流れてきたというところ。
この先も注視していきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
場所は九州で敵は鎧をまとう校倉必でまにわには誰も死なず。
とがめの「ちぇりお」が実はツッコミではないと暴かれるお話。
七花も嫉妬という情緒が多少人間らしく成長するような感じがします。 -
全身武器対全身武具。
力自慢と力比べ。
そして無かったことにはできない五ヶ月。
鑢七花、自分で自分を定義し直す貴重な機会を得る。
刀集めの方もそろそろ折り返して承から転へ。
そういえば改めて、選ばれた者同士の戦いなんだよなあ。
相変わらず次巻への引きも上手い。 -
再読。今回の相手は賊刀・鎧を所持する海賊団船長、校倉必。鎧なのに刀とはこれ如何に。とがめが作中でそれらしく色々と語ってはくれるけれどやっぱり刀じゃなくて鎧だと思う。今作でようやく七花が自分の事を一本の刀であると同時に一人の人間であるという自覚を持つがまだまだその自覚は未熟。しかし校倉必の挑発にのっちゃう七花は微笑ましかった。
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七花に子供の独占欲みたいなものが生まれていて、見ていて微笑ましい巻。人間になっていくんだなあ。
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
今回は七花に変化が生まれた巻だったな。この変化が徐々に大きくなり最終巻に繋がるのだと思うと楽しみになってくる。一方で七花の最後のセリフでとがめは大きな衝撃を受けたと思うが、これによる変化も気になるところだ。
また、新たなまにわに「真庭鳳凰」の登場も印象的だった。
とがめの「チェスト」を「ちぇりお」と間違っていた事はあの驚き様を読むと笑いを通り越して、かわいそうになった。また、マッサージとじゃいえ、七花から足踏みを受けているとがめの様子は背徳的な物があるね。 -
おやおや、ここでラブコメ化ですか?(^^;
対決の結果が微妙についていただけって気のしないでもありませんが、二人の関係を書く回だと思えばこんなものでもよろしいでしょう。