- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062838177
作品紹介・あらすじ
"青の王"宗像礼司率いる、対能力者治安組織"セプター4"。その屯所の一角にある半ば忘れられた資料室に、重厚な肉体をもつ隻腕の男-善条剛毅がいる。ただならぬ気配を放つ彼は、前"青の王"時代からの古株で抜刀術の達人だという。人気のない深夜の道場で、新米隊員の楠原剛に剣を教える善条。そこへ、室長・宗像が真意の測り知れない薄い笑みを浮かべながら現れる-。
感想・レビュー・書評
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Kの小説一作目。
宗像さんが青の王になってすぐのことで、過去のセプター4のことが色々知れた感じ。でも読んでて青の王になる前の宗像さんが余計に気になったのは確か。 -
宗像さんは怖いですねえ。そして、内部にはホモが多いんですか? ちょっと期……失礼、心配です。
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[2014.03.06]
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日高くんが好きです
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セプター4のメンバーは室長と副長と伏見しか覚えていなかった。
だから今回の主人公である楠原剛について、アニメで抜刀している人たちの中にいたんだろうなと思っていた。
セプター4の癒し、わんこな楠原くん可愛くて大好きです。
ほかのメンバーも大好きです。 -
「善条さん。あなたの剣は、あなたのものであって、あなたのものでない」
宗像は善条が提げた、抜き身のサーベルに目を遣った。
「あなた自身の意識より早く抜き打たれる斬撃は、ひとりの人間の意志を超えた、ある主の摂理の顕れだと、私は考えます……天命とは、つまりそういうことです」
善条は答えない。喰いしばった歯の間から、低い唸りを上げるばかりだ。
(P.201) -
3月25日読了。図書館。
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寂しいお話だったけど、過去が知れて良かった。