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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062838344
作品紹介・あらすじ
田舎町に暮らしていたナルナは、巡礼者の推薦を受け、少年皇候補を育成する学園、通称・バラ学に入学する。そこで待ち受けていたのは個性豊かなルームメイトたちと、去年の春に死んでしまった少年の思い出、そして、神さまに向けて放たれる、一本の矢だった-。少年たちの黄金色に輝く日々をとじこめた心ふるわす青春小説。
感想・レビュー・書評
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耽美を期待して読んだら、そういう要素もなくはないけれど、どちらかというと「青春」とか「冒険」といった要素の強い、爽やかな印象を受けた。そしてものすごく「講談社BOXだなー」という感じ。
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タイトルに惹かれて読んだ一冊。ギムナジウム物のBLだな、というのが一読した印象。
全体に良く書けてはいる、キャラクターも魅力的だし、世界樹と少年皇など世界のシステムと秘密についてもおもしろく読めた。
ただ、この作者ならではのなにか、が感じられない。全てが及第点にあるけれどイマイチ個性が感じられない。それが残念だし、もったいない。
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タイトルだけ見て、薔薇の花びらにたまった朝露を木漏れ日に透かして精製したような美少年たちのお話かと思ったら、そんなことはなかった(ただし薔薇は出てくる)
ぎゅっと凝縮されてる印象を受けたので、もっと細かなところまで書いてほしかったなあと……
しかしストーリー的には概ね好き!
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