ササッとわかる「大人のアスペルガー症候群」との接し方 (図解 大安心シリーズ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 120
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062847223

作品紹介・あらすじ

社会生活が困難なのはアスペルガーのせい? 発達障害の一つであるアスペルガー症候群は先天的な障害で、大人でも悩まされることが多い。症状の基本知識や誤診例、日常での対処法、治療法を第一人者が解説!

感想・レビュー・書評

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  • 図解があり読みやすいがボリュームがなさすぎる。
    入門書としては良書であるが物足りなさを感じた。
    デイケアを利用して社会性を学ぶ事は重要だと本書で学べた。

  • 大人の発達障害の専門外来を行なっていることで有名な鳥山病院の医師による本。
    アスペルガー症候群の当事者がどんなことで困っているか、どう接すればよいかなどについて解説している他、本人がどのように対処すればいいのか、最新の研究結果も交えつつ提案している。
    見開き2ページで一つの話題についてまとめてあるが、右ページに文章による解説、左ページに図表を使った同じ内容の解説が載っている。(どちらかか片方で良かったような気もする。もしくは互いに補足しあう内容にするとか。)
    タイトル通り、「ササッと」手っ取り早く知りたい人向け。

  • わかりやすかった。患者に向けるまなざしが優しい本である。
    症状などを読んでいて、アスペルガーはADHDと重なり合っているのだろうかと思った。確かに発達障害として括られるのだから、そうであっても不思議はないか?

  • さくっと読める文字量、
    見開き1テーマでわかりやすい。
    導入にちょうどいいくらい

  • 色んな本を読み比べる

  • うーん。大変そうだ。例えば職場とかで身の回りにこのような人がいる場合はどうやって促したら良いのだろう…。本人も相当辛いんだよね?

  • 導入として、一番わかりやすく書いている。

  • ・アスペルガー症候群の人たちは、他の人とはどこか違うと感じながら、「変な人」と思われない方法を「獲得」していく

    ・・・そんな感じでした


    ・アスペルガーや自閉症の原因で、エピジェネティクスとか、ミラーニューロンとかオキシトシンとかいう専門的な話がが出てきたときは「へぇ」と思った。

    ・アスペルガーは福祉的には「個性」でも、医学的には「病気」であるとはっきりと言われている。

    ・アスペルガーにしろ発達障害そのものが、まだ社会的には十分に受け入れられているとは言えないし、そのため彼らが「生きづらさ」を解消できないでいる。

    ・いろいろな場所に相談しつつ人生を設計していくことができると知ってほっとしています。

    ・子供向けの本は多くあるが、大人向けの本は限られているので、非常に良い内容だと思いました。

  • 仕事の関係もあって、参考に読んだ。症状等わかりやすく解説されていて、初めて発達障害に触れる人向けに書かれている。全国の病院や相談機関について詳細があると◎

  • わかりやすくよく図解されている。雇用者としての対策の側面がもう少し欲しいところ。生物系出身としては、オキシトシンの想定される作用機序や脳科学が推測する発症メカニズムについて解説が欲しい。

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著者プロフィール

昭和大学発達障害医療研究所長 公益財団法人神経研究所理事長 東京大学名誉教授

「2021年 『発達障害の患者学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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