パスワード 悪の華-パソコン通信探偵団事件ノート(22) 「中学生編」- (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062850858

作品紹介・あらすじ

中学生となっても、電子探偵団は健在。オーストラリアからまどかも参加して、難問珍問入り乱れ、電子捜査会議は相変わらずの面白さ。ある日のこと、マコトが同級生から聞いた都市伝説がきっかけで、みずきとともに、風浜湾にある廃工場を訪れる。「リリパット・チョコレート工場」という名のそこに幽霊が出るという噂があるんだけれど、はたしてそこで二人が見たものとは…。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 対象年齢を遥かに上回る年齢が読んでいる為、内容に関しては何も言いません笑
    無理な展開、御都合主義。でも、これがきっかけでパズルやミステリーが好きになったので愛着があり、読み続けていきたいなと思うのです。
    17/3/24

  •  久しぶりにパスワードシリーズを読みました。

     両親を殺された双子の平田兄弟。子供向けにしてはかなり本格的な復讐劇かと思いきや、そこはうまくまとめられています。

     亡き父親のメッセージが、二重のパズルになっているのも泣かせます。

     マコトとみずきの恋の行方も気になりますね。多くなりすぎた登場人物も、上手に紹介しながら登場させています。

     そろそろ息子も読めるかなあ。

  • APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!

  • ひっさびさパスワード。
    だいぶ前に買ったけれどずっと放置していた。
    ダイヤモンド作戦を読んだのはなんと4年5か月前。
    レイさんが今いない理由とかももう覚えていない…。

    ワルとか時代背景が古い…。
    風浜の町は作者の青春時代で時が止まっているんじゃないかと思うくらい。
    深く考えないでさらっと読む分には十分楽しめる。

    前々から顔文字はあったけれど、久々に読んだせいかやけに顔文字が目立った。
    某巨大掲示板の「祝ってやる」ネタも…。
    そんなとネタ使っていいの…?

    風人と雷人の変わったTシャツはトレードマークとしては面白い。
    悪の華、タトゥーとか…。
    中二ですね…と考えれば何でもないか。

    心理描写もちょっとわざとらしい。
    「おためごかし」なんて言葉使わないよ、中学生…。
    もともとダイとかまどかの言葉づかいもわざとらしいけれど。
    あと思ったのは四字熟語が割と出て来て目立つ。

    都市伝説のチョコレート工場がただの導入部分だったのが残念。
    この年あたりにチャーリーとチョコレート工場が流行ったのかな。
    小島よしおらしい芸人とか。
    こんなにパロディの多い作品だったっけ…。

    ゆるキャラ部分は面白かった。
    ゆるキャラのデザインも梶山さん…?
    文章を絵に起こすの大変そう。

    風人と雷人の敵が物語内でしっかりと逮捕されなかったのは残念だけれど逆にリアリティーがあるかも。

    クイズは分かりやすいのが多かった。
    作者曰くのパズルは楽しめた。
    (パズルとか言いつつただのとんちクイスだと思うんだけれど…。
    わざわざかっこつけてパズルと言う必要もないような…。
    最近作者が考えたの少なくて、パズル作家の人が考えたのとか読者が考えたミニクイズ多いし…。
    頑張れ、作者。)

    まどかが日本に戻って来て、レイさんの新ベイカー街が開店間近。
    やっと電子探偵団が揃いそうな次巻。
    あとがきで50巻を狙っているとか冗談っぽく書いていたけれど、どうなのだろう。
    ズッコケが50巻…。
    この調子で50巻まで行けるのか…?

  • 同級生から聞いた都市伝説がきっかけで、みずきとともに廃工場を訪れたマコト。
    2人がそこで見たものとは…。
    中学生となった電子探偵団員5人が、パズル脳を武器にワルを迎え撃つ!

  • この年になって読むとやはり無理のある展開ではあるがテンポが良くて読みやすいことは確か

  • みずきを守るマコトがかっこよかった。

  • 中学校生活にも慣れてきたパスワード探偵団!!でも、そんな生活でも休む暇も無く事件が巻き起こる!!

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著者プロフィール

神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。1995年より講談社青い鳥文庫で「パスワード」シリーズをスタート。現在までに37巻を数える人気シリーズとなる。ほかの作品に『竜太と青い薔薇』『竜太と灰の女王』『オレンジ・シティに風ななつ』「レイの青春事件簿」シリーズ(いずれも講談社)、「鉄研ミステリー事件簿」シリーズ(KADOKAWA)などがある。


「2023年 『おはなしサイエンス 恐竜 恐竜の町で見つけたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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