おそろし箱 -あけてはならない5つの箱- (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 30
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062851268

感想・レビュー・書評

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  • あやかしの鏡シリーズのスピンオフかな。最初、この本の立ち位置が分からなくて読む順番とか少し迷ったけど。

    本編では野辺地のアキとしての力を受け継いだ亜樹の視点で描かれることが多いから、「まぁ、彼だからそういうこともあるか」と思うけど、力を持たない人たちが主人公となることで、あやかしにまつわる出来事は実は身近にも起こっているんじゃ無いかと思ってしまった。

    「カエル・パラダイス」はその明るい章題には似合わず結構キツかったなぁ。カエルが降ってくるとか、カエルの口の中に入るだとか。カエルの側から見たら、解剖されてその死体の墓も壊されたら、そりゃ恨みは募るよな。と納得したし、人間ってあまりにも人間中心の世界を生きているなと改めて実感した。

  • 読んだことを後悔しても知らないよ。と、書いてありますがとても面白くて読んで良かったです。あやかしの鏡シリーズの他の本もぜひ読みたいです。

  • 「あやかしの鏡」シリーズ番外編。
    「代役」が怖かった…。
    ところで、沙織ちゃんええ子なのね。良かった。

  • 5つのこわ~い話があってそれを読んでおもしろいです。

  • 分かっているのかいないのか、相変わらずな亜樹。

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著者プロフィール

香谷美季
4月9日生まれ。B型。明治学院大学社会学部社会学科卒。横浜市在住。著書に、篠原美季名義で、「英国妖異譚」シリーズ、「ホミサイド・コレクション」 シリーズ(共に講談社X文庫)。青い鳥文庫に「あやかしの鏡」シリーズ、『おそろし箱-あけてはならない5つの箱-』など多数。

「2014年 『七色王国と時の砂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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