- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062852265
作品紹介・あらすじ
かつてないほどに迫りくる危険、ただならぬ緊張感、もはや絶体絶命の危機、100%サスペンス! 名探偵、ついに死す!?
正義のヒーロー・ホームズvs悪の帝王モリアーティ教授
名探偵として世界的にその名を知られるシャーロック・ホームズをして「犯罪史上最大の悪党」と言わしめたのが、モリアーティ教授だ。その魔の手を社会から切り離したいと望むホームズをあざ笑うかのように、何と自分からぬけぬけと姿を現してきた! 不気味なまでに自信をみなぎらせて挑みかかってくる悪魔との、命をかけた戦いの幕が開く。正義と悪が火花を散らすミステリーの傑作選。
※小学上級から
感想・レビュー・書評
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秘密の海軍条約の原文を盗んだのは誰か。怪しい人がいろいろいて読み手は惑わされるが、ホームズは冷静に推理していく。一芝居打って犯人を暴くところは痛快。先が気になってページをめくる手が止まらなかった。
助手のワトスンが語り手となっているのもいい。ホームズが何を考えているのか何も考えていないのか、ワトスンの信頼や困惑に寄り添いながら読み進めていくことができる。
最後の事件では、推理といった推理はなかったのだけど、まさかの最後で「えぇっ!」と驚愕した。「最後の事件」を最初に読んだのはちょっとミス。
一つの話の中で過去の事件にふれられることも多く、親切にも何巻にその話が載っているのか注がついている。ホームズがかっこよくて、シリーズをどんどん読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の事件は読んだことが無かったのですが、
思ったよりあっさり終わるのだなと思いました。
しかし、当時のファンからすると、
すごく衝撃的な話だったのだろうとも思いました。 -
ホームズの推理が、かっこよかった。