- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062852364
作品紹介・あらすじ
地雷を探す。希望を見つける。
自分たちの手で「生きる力」を取りもどしていく犬と人の物語。
フォックストロットとクッキーは、ボスニアで、地雷探知犬になるための訓練中。犬たちはいったいどんな訓練を受けて、どうやって地中に埋まった地雷を探すのでしょう。そして、今も世界のあちこちに地雷や不発弾が残っているわけは?
自分たちの住む土地を、自分たちの手で安全に――。土地や畑、家だけでなく、「生きる力」をも取りもどしていく、人と犬との物語。
※小学中級から
感想・レビュー・書評
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「地雷を探す。希望を見つける。
自分たちの手で「生きる力」を取りもどしていく犬と人の物語。
フォックストロットとクッキーは、ボスニアで、地雷探知犬になるための訓練中。犬たちはいったいどんな訓練を受けて、どうやって地中に埋まった地雷を探すのでしょう。そして、今も世界のあちこちに地雷や不発弾が残っているわけは?
自分たちの住む土地を、自分たちの手で安全に――。土地や畑、家だけでなく、「生きる力」をも取りもどしていく、人と犬との物語。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地雷=カンボジア、というイメージがありましたが、ボスニア・ヘルツェゴビナにもたくさんの地雷があり、そこに地雷探知犬養成所があることは知りませんでした。
世界の紛争についても学べる本。
訓練される、ということには少しかわいそうにも思ってしまいますが、人間と犬とが協力して困難な任務に取り組んでいるという現実にただ頭が下がるばかりです。
青い鳥文庫ということでふりがながついているとはいえ、内容を理解できるのは高学年からでしょうか。
平和な時代しか知らない日本の子どもたちに、ぜひ読んでほしいと思います。