黒魔女さんのホワイトデー 黒魔女さんが通る!! PART16 (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2013年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853422
作品紹介・あらすじ
前回、「死の国」へ飛ばされてしまったマリー・ラティンスカちゃんを救うべく、魔界へ向かったギュービッドさま。
ギュービッドだけでは不安だという大形京の言葉に、大形くんの魔力をふうじこめているぬいぐるみをはずしてしまったチョコ。
火の国の王になることをねらっていた大形くんは、ほんとうにホワイトデーのお返しとして、ギュービッドを救うだけでもどってくるのでしょうか。
チョコにできることはなにもないの?
感想・レビュー・書評
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どうなることかと思ったけれど一件落着
大形はこれからどうなるんだろう。今までのままかな。
チョコの黒魔女修行がまだ1年だったことにびっくり。密度濃くてもっとたってる気がしてた
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大形くんこれからどうなるんだろう?と思いました。
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読んで役にたったことは、チョコのやさしさに感動しました。ギュービットが牢屋に入れられていることを知ったら自分のことよりも人のことを心配しました。私には、とてもそんなことは出来ないと思います。私だったら第一に自分のことを考えると思います。大形君にも言われていました。黒魔法使いになった大形君がいうのだからきっと本当でしょう。学校では、勉強苦手、運動音痴。でも魔界に行ったらとたんに頭が良くなって。悪魔の数字666が意味するものは。1から36を足すとどうなるのか。黒魔女さん二級ドリルの内容も面白いですが、なにより魔界にいってもギュービットのおやじギャグが面白いです。
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面白い!
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“「一件だけヒットしましたね。『死の国の伝説と真実』。請求番号<666・23シノ>です。」
あ、図書分類には、ここでも人間界と同じ、<十進法>を使ってるんですね。あたし、それ、知ってます。だって、第一小で図書委員やってますから!
でも、おかしいね。<666>は、「水産業」に関連した本なんだけど。
まえに、ギュービッドが、『初めての鯉』って本を、恋愛の本とまちがえたんだよ。で、666っていう図書番号が、お魚に関係する本を示すものだって、おぼえてしまい。
「おねえちゃん!666は、悪魔の印、黒い魔力のシンボルですよ。そんなこと、とっくに習ったでしょう?魔法図書館にある本は、ぜんぶ、666がつくんですよ。」
ええっ?それじゃあ、分類の意味ないんじゃ?”[P.58]
表紙のチョコちゃんの表情がすごくツボ。
忘れてるキャラが居たりしたり。
メタ発言増えてない?
“「二人とも、けがはない?ああ、だいじょうぶみたいね。ほんとうにごめんなさい。薬草園のとびら、あたし、ちゃんと鍵をかけたつもりだったんだけど……。えっ?」
女の人が、息をのんだ気配がした。
「あ、あなた、まさか、黒鳥さん?ああっ、そちらは、ギュービッドさま!」
は?なんで、あたしたちの名前を?
え?その、ぬけるように白い肌。クレオパトラの髪。アーモンド形の目。ぴんとそりかえったまつげに、つんととがった小さなくちびるは!
「ルルちゃん!」
「わわっ、ほんとだ。羅門ルルじゃないかよ!おまえ、どうしてこんなところに!」
「どうしてって、お二人こそ、なぜここに……。いや、とにかく、ここじゃ、なんですから、どうぞこちらへ!」”[P.189]