少年H(下巻) (新装版) (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062853613

作品紹介・あらすじ

中学校の軍事教官ににらまれ、死ぬほど殴られたHは、教練射撃部に入部し、難を逃れようとする。その後、戦火はいよいよ身近にせまり、米軍の空襲は日本全国におよぶ。
昭和20年3月、ついに神戸が大空襲を受け、Hと母は、爆弾の雨の中を逃げまどう……。
昭和8月15日、日本は敗戦を迎え、そこでHが見たものは!

感想・レビュー・書評

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  • 中学の田森教授とのバトル以降卒業してすぐあたりまで。終戦あたりの少年Hからみたまわりのひとびと。

    ある出来事がリトマス試験紙のようなやくわりをもつ

    C8293

  • Hが小憎たらしくてイライラする。て言うか、自分を美化して書き過ぎじゃないかな。

  • Hは成長するにつれ、沸き上がる国に対する不信感。
    友人の前では軍国少年を貫き、ココロでは一人考える。
    終戦後、180度変わった世の中にも納得いかないHの戦後...

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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