- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062854436
作品紹介・あらすじ
両親を事故で亡くし、祖母が営む温泉旅館で、若おかみ修業にはげむ、おっこが主人公の「若おかみは小学生!」。読者から寄せられた「こんな話が読みたい!」というリクエストを元に描かれたスペシャルな短編集・第2弾です。
●編集者である真鬼葉は、同級生の作家・ぐうたらな鈴鬼に、原稿を書いてもらえるの?――「二つのダイアリー」
●スペシャル短編集1でも大好評。カレシであるウリケンの住む東京で、ダブルデートをすることになったおっこだったが……――「若おかみは中学生! 東京ダブルデートの一日」
●おっこに出会う前、美陽は、ユーレイになってから、どんな気持ちで毎日をすごしてきたの?――「真月の生まれた日」
笑いあり、涙ありのパワフルな3編を収録します。
感想・レビュー・書評
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長いシリーズもこれでおしまい。それぞれ良いのだけれど、最後の真月誕生の話が感慨深い。
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またまた、友だちのムスメさん(中学生)に、お借りしています(しかも2ヶ月も・・・)。
きれいな新刊なので、読むのに気を遣ったわ~(当たり前か)。
ちゅうか、図書館の本にも気を遣え。
面白かった。
おそらく小学生対象の本やのに、また登場人物も小中学生ばっかりやのに、カレシとかカレシとかカレシとか連呼してて、ほんまにええんやろうか・・・(笑)。
そんな、もんか・・・?
デートとか。女子力とか。そんなんいつから装備せなあかんの・・・。大変やな。
著者はものすごい丁寧にお話を作らはるんやなあと思う。
自作についてつらつら語られるのはプロでもアマでも若干引いてしまうけれども、ここまで大事にしてる感が伝わるならむしろ好感が持てる。
展開もあっさりしているし、なにより文章をわかりやすく書いている(対象年齢を考えると当然)のに、行間には結構色々なことが詰められてるよ。
今回気になったのは、みつくん。
な、なんやろうこの子・・・。ちゅうか、鳥居くんといい、著者はこういう草食系腹黒男子(黒いかどうかは知らんが)を、描くのがうまそう。
ウリケンといい、男子はみんなかっこいいよね。
(あ、女子もかわいいよ)
真鬼葉はずっと男性やと思って読んでました・・・。
やっぱり本編を読んでるほうがいいんやろうな(笑)! 機会があれば読んでみたいな~。
(2015.11.03)