- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062855037
作品紹介・あらすじ
国語だけが取り柄、と自分で思っている中学1年の立花彩。でも、学校と秀明塾の往復の毎日を送る彩には、もうひとつ、とても大切なものがある。
それは、秀明塾に通う、個性的でかっこいい男の子たちと作っている<探偵チームKZ>の活動。
彩は、自信のあった期末テストの成績が急落。それを慰めたのは、同じ経験を持つ上杉だった。一方、彩の中学には砂原が復学、クラスは騒然! 帰ってきた砂原の目的とは?
そんな折、妖怪が住む屋敷の情報を得た若武は、真相解明のため、探偵チームKZを引きつれて忍びこむ。そこに待っていたのは思いもかけない大事件だった。
彩たちはそれを解決し、みんなで七夕を祝うことができるのか?
<小学上級から 総ルビ 1巻読み切り>
感想・レビュー・書評
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前作から、チーム内恋愛(?)の様子にちょっとこれまでとは違う何かの芽生えが感じられたが、ここでドカンと一発目の恋の花火があがっちゃいましたよ。恋の行方は。ほかのメンバーの反応は。アーヤはKZの活動と恋愛とを両立できるのか。そんな葛藤が読みどころ。
かゆくなるくらいのご都合主義ではあるが、八方丸く収まったし、ちゃんと今後もわちゃわちゃとシリーズは続きそうだし、藤本ひとみさんさすがの手腕。「心の友」ポジションを勝ち取った彼のサポートぶりも、残りの「お兄さん」たちも、みんな大人・・・。アーヤはそんな恵まれた環境の中で悩みながら、人生とは選択だというひとつの真理を身をもって経験した。かゆくなったりイラっとしたりすることもあるが、対話やモノローグの中で時折はっとするような良いセリフが出てくる。
この一週間で九冊のKZシリーズ作品を読んだ。それは先週末にこの『七夕姫は~』を読んでいた娘が、断片的にネタバラシしながら語り合いたそうにしていたから、本腰入れて追いつこうと思ったためである。がんばった。楽しんだけどね。来週は自分の本を読むわよ。 -
砂原がカッコ良すぎて、始終黄色い歓声が止まりませんでした。砂原好きには嬉しいお話です!
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アーヤは相変わらず、男子全員に好かれてるのかな?ツンデレな上杉くん、癒し系の小塚くん、大人っぽい黒木くん、天然な忍くん、鼻がきく美門くん、あとは気取り屋の若武。
少しだけ切なかった。 -
砂原くんかっこいいなぁ。
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KZ事件ノートのキャラで、小塚くんと砂原が1番好きだから、あやに告白してちょっとショック_:(´ཀ`」 ∠):
結局娘の方は「もう次の話の頭になっちゃってる」と、そんなに熱い語り合いモードにはなりませんでしたけどね^^...
結局娘の方は「もう次の話の頭になっちゃってる」と、そんなに熱い語り合いモードにはなりませんでしたけどね^^; いつか娘が「自分もKZ好きで読んでたよ」という人と出会って語り合ったりするのかなあと妄想しています。
娘さん、切り替えが早かったのですね(^^;)
でも、もしかしたら、照れ隠しかもなんて、思っ...
娘さん、切り替えが早かったのですね(^^;)
でも、もしかしたら、照れ隠しかもなんて、思ったりもして・・・これは私個人の想像ですが、これだけ本について交流していれば、おそらく、ふとしたタイミングで、そんなこともあったなと思い出すこともあるのかもしれませんね。大人になってからでも、十分あり得ると思いましたし、akikobbさんの妄想のように、近い将来の楽しみもありますよね。
そうですね、こんな日々もあったなあと自分が懐かしむ想像はしていましたが、娘の方もそうかもしれませんね。
そして、こんなことを、ただ...
そうですね、こんな日々もあったなあと自分が懐かしむ想像はしていましたが、娘の方もそうかもしれませんね。
そして、こんなことを、たださんが一緒に想像してくださったことも嬉しいです(*^^*)