関ヶ原で名探偵!! ――タイムスリップ探偵団は天下分け目を行ったり来たりの巻―― (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
4.33
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855921

作品紹介・あらすじ

大人気シリーズ、タイムスリップ探偵団29作目。
人は歴史から何を学ぶのかという、歴史ミステリーの面白さを、エンタテイメントの手法で改めて問い直す力作です!

主人公たちがタイムスリップしたのは1600年秋、あの天下分け目の関ヶ原。
まさに戦が始まらんとするその現場で、3人は、石田三成と小早川秀秋に出会います。天下分け目の戦いで西軍が勝っていたなら、日本はどうなっていた?
現代と1600年をいったりきたりしながら、関ヶ原の戦いの結果が違っていたために、首都が大阪に…という「もしも」を目の当たりにします。
歴史を変えてはいけない! そんなことをしたら今生きている人たちがいなくなってしまうことになる…。
3人は力を合わせて立ち向かいます…。

人生にはさまざまな選択肢があります。
どちらを選ぶか、どうやって決めるのか。
主人公たちが校内マラソンのチーム分けで悩む様子と、小早川の寝返りとがリンクして、歴史に学ぶことの大切さも感じさせます。

<小学中級から 総ルビ>

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 途中、標準語のことを「江戸弁」と言ううのが面白い!!!!

  • これは西軍ファン必読かも!?
    三成と左近がかっこよすぎる。
    (あと秀秋も…)

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1960年福岡県生まれ。1982年日本大学法学部卒業後、出版社に勤務。歴史雑誌編集者を経て、現在作家。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞。主な著書に『 選書775 日本史・世界史 同時代比較年表 そのとき地球の裏側で』(2005、朝日新聞社)『選書 水戸黄門は旅嫌いだった!?』(2006、朝日新聞社)『真説の日本史365日事典』(新書、2004、文藝春秋)『1日1時間 1週間でわかる図解日本史』(2005、二見書房)『1日1時間 1週間でわかる図解世界史』(2000、二見書房)『信玄と勘助111の謎』(文庫、2006、成美堂出版)『石原莞爾—「満洲国」建国を演出した陸軍参謀』(文庫、2002、PHP研究所)『実朝を殺した男—『吾妻鏡』殺人事件』(2004、有楽出版社発行・実業之日本社発売)『坊っちゃんは名探偵!—夏目少年とタイムスリップ探偵団』(青い鳥文庫、2001、講談社)『お宝探偵団とわがままミカド』(2004、学習研究社)『吸血鬼あらわる!—帝都〈少年少女〉探偵団ノート』(2005、ジャイブ)ほかがある。

「2007年 『日本史人物「第二の人生」発見読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠木誠一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×