- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062865852
作品紹介・あらすじ
異国ミルヒランド公園で、公女ヒルディアと出会ったアリアは、国を統べる『王』というものの責任と覚悟を知ると同時に、王政とは別の秩序を求める狂信者たちとの戦いに巻き込まれる。父とクルサードを助けるために乗り込んだ『虚無の果て』の教団本拠で、アリアたちが知った驚愕の事実とは?そして、戦況を見据えるライルとシェナンの運命は?大人気『幻獣降臨譚』シリーズ、いよいよクライマックスに突入。
感想・レビュー・書評
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幻獣降臨譚11巻目でございます。
今回はついにケルベロス登場でございました! とは言っても、アリアはまだ召喚していませんけどね。何だか光焔とケルベロスの二つを操るようになりそうな気配でございました。
怪しい団体の「虚無の果て」もようやくその姿を見せましたね。
今までもちょろちょろと虚無の果てに加入してる人間や関わりのある人は出てきておりましたが、この巻でついに本拠地まででておりました。
やはりどう考えても、アランダムの鍛冶司は虚無の果てと関わり合いがありそうですね。パジャンは確実にアウトの予感です。
ディクスもだんだんとおかしくなってますねぇ…。アリアちゃんと再会した時にどんな反応になるのやら。他にも何人か、うっかり虚無の果てに引きずり込まれそうなのがいますね。
シェナンはだんだんとカッコよくなってますねぇ!
最初はただのわがまま王子にしか見えなかったのに、今や立派な王子様ですね。
本人は王位継承に興味は無いようですが、周りの人間がだんだんと彼を認めているみたいです。
次の巻でライルと接触がありそうなので、楽しみですねぇ。ライルにとってはいい迷惑かもしれませんがw
アリアちゃん争奪戦の強力なライバルですし。ディクスはあのままだとアリアちゃんが振り向く事はなさそうなので、とりあえず脱落ということでw
なかなかアリアちゃんたちとの合流が果たせないので、恋の方は進展がないのがもどかしいところですけど、だんだんといろんな秘密が解き明かされていますね。
作者本人がもう終盤だというだけありますw
恋の方は全然終盤に見えませんけど…。
アリアちゃんはやっぱりシェナンとなのかなぁ?
キーラやヒルディアの出番が暫くなさそうなのもちょっと寂しいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
草津図書館 2009/4/26