- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062865920
作品紹介・あらすじ
高校一年生の少年、八雲泉は絆と妖の小判を両替する両替商『玉屋』でアルバイトしつつ、社長で美貌の青年、諏訪雪彦と不自然な同居生活を送っていた。恋人でもないのに雪彦と同じベッドで眠り、恋人同士のように暮らす意味はあるのか?悩みながらも泉は行方不明の家族を捜すため、雪彦とともに妖の町へむかう。だが、そこには『玉屋』の商売敵『鍵屋』の主で九尾の妖狐、斉牙が恐るべき罠を張り巡らし、待ち構えていた。シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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ようやくつかんだ家族への手がかり。
そして戻ってきた、バイト先の正社員。
そして再びな貧乏神(笑)
いやでもすごいです、貧乏神。
それは呪いなんですか? な呪いもそうですけど
両親の派手さが…貧乏神です、よね?
それ以上に想像して楽しいのが、白猫宅急便。
虎猫も可愛いかと思われますが、白猫…しかも語尾に『にゃー』付き。
存在したら、確実に無駄に宅配頼みそうですw
しかし、現実に『己に関する記憶』を全部消されてしまったら…。
自分が自分である、という証明が行えなくなります。
存在が消えてしまう、というのもありますが
自分として認識されないのは…怖いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル:恋の残高ゼロ!? 接吻両替屋奇譚
著者名:岡野麻里安
イラスト:穂波ゆきね
出版社/発売元:講談社
シリーズ名:講談社X文庫
発売日:2009年05月
ISBN:4062865920
税込価格:725円
■Story■
高校一年生の少年、八雲泉は
絆と妖の小判を両替する両替商『玉屋』でアルバイトしつつ、
社長で美貌の青年、諏訪雪彦と不自然な同居生活を送っていた。
恋人でもないのに雪彦と同じベッドで眠り、
恋人同士のように暮らす意味はあるのか?
悩みながらも泉は行方不明の家族を捜すため、雪彦とともに妖の町へむかう。
だが、そこには『玉屋』の商売敵『鍵屋』の主で九尾の妖狐、
斉牙が恐るべき罠を張り巡らし、待ち構えていた。
シリーズ第2弾。
■カップリング■
【攻?】諏訪雪彦/すわゆきひこ(24)両替商「玉屋」社長
【受?】八雲泉/やくもいずみ(16)高校一年生、「天黒」
■感想■
シリーズ第二幕。
うわーっ!じれったい展開にヤキモキ、ジタバタ。
素直に雪彦に甘えろよ!!泉の天の邪鬼な性格ってどうなんだ?!
なんだか雪彦が哀れになってくる…強引に奪ってしまってもいいんじゃないか!
真っ向勝負を挑む性格の泉には、大人の駆け引きってのは難しだろう。
しかし少しは理解してやれよ!雪彦が哀れで泣けてくる。
今回、虎猫急便の虎猫が可愛くてヒット!
犬から逃げるために、自動販売機の取り出し口へ逃げ込むって…(笑)
こんな可愛い宅急便なら、料金が少し高くても依頼してしまうかもな。
雪彦が扱える術(技?)には様々なものがるが、
銀色のクレジットカードで妖を召喚するって、
あれは本当にクレジットカードなのか??
最後に、このシリーズは全4巻完結だったが、
好評なため、全6巻になったそうだ。
結末が遠退いたことで悲しさは募るが、
それだけ楽しみが増えたと言うこともあり、ちょっと複雑な気分。
次幕こそ、雪彦と泉の大幅進展を切望する!!