ショコラトルの恋の魔法 初恋の姫とスイーツ嫌いの伯爵 (講談社X文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062868341

作品紹介・あらすじ

お転婆で甘やかされて育ったアンは男爵家の令嬢。父親の決めた結婚話が嫌で、双子の弟を身代わりに残して、城を飛び出してしまう。弟の服で男装したまま城下で出会ったのは、銀髪にエメラルドの瞳の貴公子。名も知らないその人に反発しながらも恋心を抱いたアンは、変わり者の店主がいるチョコレートハウス「ショコラトル」に迷いこみ、貴公子との再会を果たす。ショコラトルを舞台に繰り広げられる甘い恋と「不思議」の物語。「ようこそ、ショコラトルへ、君の話が面白ければお代はいらないよ」

感想・レビュー・書評

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  • 甘い甘い恋物語。
    分かり切った両片思いの上、お互い感情に素直で、お互いの事しか目に入らない状態にすぐになるのでとにかく甘い。
    王道ストーリーで先が読めてしまいますが、二人の言動が可愛らしいので、十分楽しめました。

  • 恋も知らずに親の決めた婚約者と結婚することを嫌がり、城を抜け出した男爵令嬢のアン。アンは城下町で自分を助けてくれた美青年に淡い恋心を抱くが、名前も聞けないまま別れてしまう。そして人知れずひっそりと存在するチョコレート専門店ショコラトルで甘い香りに包まれ、彼と再会することになる。

    手違いで本当は婚約者同士なのに、そのことを知らずに恋に落ちるアンとトリスタン。読んでてもどかしかったけど、なかなか面白かった。初読みの作家さんだったけど、続きもまた読んでみよう。三部作みたいだし。トリスタンの兄が何やら絡んできそう。アンは15歳らしく、元気で表情もクルクル変わり、でも可愛らしくて好感が持てました。トリスタンの性格も好きですね。意地悪かと思えば、誠実で真面目な一面もあったり、可愛らしい。ショコラトルの面々も個性的。

  • 不思議なチョコレートハウス「ショコラトル」のオーナーさんと、お姫様&貴公子のお話。
    大きな波風も立たず、本当にラブストーリーで終わった。

    このお話は全3作の予定だそうで、何やら企んでそうな貴公子トリスタンの従兄のことも、回収してくれるでしょう。

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