大富豪の花嫁 ~三兄弟のプロポーズ~ (講談社X文庫)

著者 : 水瀬結月

• 講談社 (2014年12月24日発売)

作品紹介・あらすじ

英石朔は、町工場に勤める真面目な青年。そんな彼のもとに、鷹小路グループの御曹司が時価十億円の金塊を携え「嫁入りしてほしい」とやってきた。先祖の霊を鎮めるためだというが、ごくフツーの庶民だった朔は、セレブな豪邸へ連れていかれ、次期総帥である長男、世界的カリスマモデルの次男、天才科学者の三男の中から旦那を選び、新婚生活を送ることに……！？　奇跡のハーレム・ラブロマンス！

感想・レビュー・書評

[mira-inさんの感想 · 2020年6月7日]

面白かった！キャラも展開もオチも全部よかった。惜しむらくは「タイトル」と「挿絵」かなー。そもそも三兄弟からプロポーズされてないし、カバーと挿絵のタッチが微妙に違くて残念だったです。。。

[ひーこにゃんさんの感想 · 2021年10月26日]

久しぶりにしっかりとした文章と起承転結がある小説を読んだ思いでした。
花嫁役の朔はしっかりしていて客観的に物事や自分のことを考えられるし、その朔を花嫁役にするために訪れた穂高も凛々しく立派で真面目で堅物ですが、なによりも朔の人柄を珍しくも好ましいと考えていて、キラキラオーラ満開の次男光輝と研究肌な三男の比呂三のヤンデレ？加減もいいスパイスでした。
本命は決まっていましたが溺愛と激情溢れる恋愛ものをたっぷりどっぷり堪能できました。

著者プロフィール

（みなせゆづき）・リーフ出版「くちづけは授業のあとで」（リーフノベルズ）にてデビュー

「2019年 『結婚したらお隣のα若様が旦那様でした』 で使われていた紹介文から引用しています。」