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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062880893
作品紹介・あらすじ
中世の日本人にとっては、占いは生活や政治に欠かせないものであった。本書では、なぜ中世社会では占いがこれほどまでに重視されたのか、占いの背景にある人物・時代の思想・文化はなにかなどを考える。
感想・レビュー・書評
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国内限定。
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たくさんの占いがあって
面白かったです◎
中世の人たちにとって
占いは心のささえであり
不安の解消法だったのですね。 -
メモ
朝廷・幕府の占い
安倍晴明と陰陽師の家、土御門家
天変地異と政治
儒学と易占い、足利学校
武田信玄、島津義久、算木と山科家
未来をみる以外にも日本には古代から様々な占いがあった。中でも古代、中世は陰陽師が活躍し、戦国時代以降は儒学者や禅僧も占った。天文学の知識があったことに驚いた。
占いが活用された理由
①天の意思(自然現象など)を占う
②科学が未発達のため、異常現象からの不安を鎮める
③道徳的・宗教的役割
④迷い・悩みの解消
昔はテレビの占いを信じていたが、最近は観ていない。おみくじでお世話になっている程度か。いつの時代も人は不安である。乗り越えるための糧にしてもいいと思う。
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