- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062882385
作品紹介・あらすじ
ロボットと脳の研究者でもある著者が幸福をロジカルに面白く解き明かす。人生のみならずビジネスでも注目される「幸福学」とは何か。
感想・レビュー・書評
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何となく、感じていた思いが、体系的にまとめられていました。
多様性を認めあい、楽観的に生きる。
ひと昔前から、個性を大事にと言われていましたが、個性とは何かが、理解できたような気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◾️概要
幸福学を科学的に知るため、読みました。
印象に残ったのは、以下3点です。
1.幸せは多様だが、基本メカニズムは単純なのではないか。
2.幸せの4因子は以下の4つ。
①やってみよう!
②ありがとう!
③なんとかなる!
④あなたらしく!
3. 製品もサービスも、幸せの4因子を育むモノ・コトづくりをすべきなのに、そうなっていない。
◾️意見
目から鱗でした。グレートリセットが叫ばれる昨今、これが解答の1つと思います。 -
幸せのメカニズムがわかれば、幸福に一歩近づけるはずだ!
っていう考えで研究してる方の本でした。
なるほどなぁ。ってくらいに、間違った幸せを追いかけてる人の多いことに気がつかされた。
そうだよね、お金ほしい、あれ欲しい、これもあれもって人ってやけに幸せそうじゃない人多いよね。
この目に見えるものに幸せを見出そうとすることは、幸福にはなり得ず、それよりも、一心に打ち込めるようなものを持った人のほうが幸せになりやすいと。
それ。ホントにそうだよね。笑!!!
そして、映画とかドラマとかテレビとか本もそうだけども、見るより作るほうが幸せになれるそう!!!!それも、またわかる!!!!!!
本は読むのも楽しいけど、それを人に伝えるほうが楽しいんだよなぁ。これなんかわかる!!!!
ピアノも下手くそだけど、すごいピアノの人の動画で見て、全然弾けてない自分にがっかりするけど、それでも自分で弾けた時の方が嬉しすぎる、笑!!!!!!
それなんだろうなぁ。それ、わたし実践できてるから幸福度高めなのかなー嬉しいなー嬉しいなー笑
えみちゃんはひまっていう言葉持ってないよね。
って言われたことあるくらいやりたいことに囲まれてるって。もしかしたらものすごい幸せなことなのかもしんないなぁ。 -
幸福とは自分でコントロールできるものだった! 幸せの測り方、幸せの4つの因子、成熟と幸せ…。幸福学の研究者であり、脳・ロボット学者でもある著者が、幸せのしくみをロジカルに面白く解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40199173 -
先生おすすめ本('22.4 ビブリオバトル教員大会)
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昔、蓮舫さんの言った『一番じゃないとダメなんですか?』という言葉がアタマによぎった。概念に共感する一方、本当にそれで良いのかという想いも。
フォーカシング・イリュージョンに陥っているのだろうか。 -
コメント頂けると学びになるので嬉しいです。
幸福学と言う学問の入門書
幸福を「主観的幸福」「数値化」「幸福の因子」
と定義や見える化を図って、幸福と言う抽象から具体へと行動を明確にして個人と社会を幸福へと導く本。
1章「幸福学とは?」「5つの数値化」
2章「幸福の因子」
3章「幸せな人と社会の作り方」
経済の発達、生活の向上を戦後から現在まで果たした日本だが「幸福度」に関しては横這いである。
幸福度と経済の相関がないならばどうすれば幸福度が上がるのか?
お金や物競争での勝利を地位財
健康や家庭や趣味などの非地位財
地位財=幸せはフォーカスイリュージョン(幻想に注視)で有る。
地位財は短期的に非地位財は長期的に幸福に関与している事が研究で明らかに。
主観的な幸福度を上げる因子とはいったい何であろう?
日本人1500人に幸福度を測るアンケートを取った上で発見した4つの因子「自己実現と成長」「繋がりと感謝」「あなたらしく」「なんとかなる」が有意に関係する。
具体的な行動としてはポジティブな表現での会話とメタ認知の意識、社会貢献活動、多様な人間関係。
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読了しました。
あるzoomセミナーに参加して著者にとても興味を持ちました。著者は「幸せ」を科学する事で、全世界に幸せを広げることを真剣に考えています!
「幸せを科学する」というだけあって、色々な視点から分析がなされています。「幸せ」の物差しが国、思想、宗教、所得、学歴etc…によって個人個人でもちろん変わるのですがそこにメスを入れています。
分析して論じるだけでなく、「幸せな人と社会の作り方」というサブタイトルある「実践」する具体的な行動が書かれており、「幸せとは?」というゴールがない問いですが、客観的に自分の幸せとは何かを得られました。
「自分の幸せ」ってなんだろうと考えさせられるとともに新しい自分に出会える気持ちになる本でした! -
4つの因子があるから幸せなのか、幸せだから4つの因子につながるのかはわからない。それでも、信じて4つの因子にそって生きたいと思った。科学的な実験に基づく結論なので、信じられる。
自分のやりたいことだと思ってることをやってみたい。そしたらいつのまにか幸せになってるのかも。
あと、上を向いて歩こう。
幸せって、狙って得られるものではない。気づいたら、そこにあるもの。