治療格差社会 ドラッカーに学ぶ、後悔しない患者学 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062915243

作品紹介・あらすじ

ドラッカーがもし、あなたの主治医、担当看護師だったら?
 一方で診察ミスや医療不信、もう一方でモンスターペイシェントの問題と、医療現場において、患者と医療者の関係は悪くなり続けています。しかし、今や人生100年時代。老後が長くなれば、それだけ病院・医療者との接点が増えていくのは必定。生活習慣病を中心に、予防から長期的な加療まで、「クスリ漬け」や「安易な手術」に走らずに成果を出せるようにならなければ、やがて、医療費・患者の増大で行きづまり、患者のクオリティ・オブ・ライフ(人生の質、生活の質)も大きく低下します。
 そこで本書では、医療経済学者、MBAでもある医学博士・真野俊樹氏が、医療関係者・患者双方の目線に立って、「世界一」である日本の医療の力を活用し、発揮するための方法を説き明かします。カギを握るのは、「患者中心のチーム医療」の確立であり、そのためのヒントがマネジメントの大家・ドラッカーの教えにあります。
 ビジネスマンに愛読されるドラッカーの著作の数々、その思想や指針には、そのまま医療や治療の現場に活用できるものがたっぷり。なぜなら、ドラッカーの親族には医療にかかわる人が多く、彼自身のバックグラウンドには、そのまま医療現場に役立つ発想がふんだんにあったからなのです。物語を通して読むうちに、ドラッカーの方法論を実際の医療・治療の現場に適用していくポイントが見えてくる。高血圧・糖尿病・脂質異常症からがんまで、迷える生活習慣病予備軍および長期治療者の福音となる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 流石に厳しいな。
    前半小説形式で、出てくる人がみんなドラッカードラッカーで、しんどい。
    牽強付会が過ぎるんじゃないか。

    ドラッカーの紹介より、ドラッカーを枕に、医療の方を語っている感じだが、イマイチ。

  • 内容は納得。表題にはクエスチョン。

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著者プロフィール

1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医。臨床医を経て、1995年9月コーネル大学医学部研究員。外資系製薬企業、国内製薬企業のマネジメントに携わる。2004年、京都大学にて博士号(経済学)取得。現在、多摩大学大学院教授、多摩大学医療・介護ソリューション研究所所長。おもな著書に『医療経済学で読み解く医 療のモンダイ』(医学書院)、『比較医療政策』:(ミネルバ書房)など。

「2013年 『日本の医療最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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