ちんちん千鳥のなく声は (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062919265

作品紹介・あらすじ

万葉集から童謡まで、歴史をたどればユニークな鳴き声がいっぱい、日本人と鳥との愛情あふれる関係が見えてくる。楽しさ満載の日本語史。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あたまとおしりとふくろうのところとを読む
    とても面白いけども、基本的には様々な例、というところなので、何か気になる鳥とかがあったらその都度、開いてみよう
    必ずしも一気に読む必要はない本だと思う
    何度も時間かけてつまんでいこう

  • [ 内容 ]
    万葉集から童謡まで、歴史をたどればユニークな鳴き声がいっぱい、日本人と鳥との愛情あふれる関係が見えてくる。
    楽しさ満載の日本語史。

    [ 目次 ]
    嬶嬶とよびわたる―カラス
    ほほうほほうもほめことば―ウグイス
    仏壇に本尊かけたか―ホトトギス
    ひいる盗人とさけべば―トビ
    虚空にしばしひひめいたり―ヌエ
    お口をそろえてちいぱっぱ―スズメ
    糊すりおけとよぶ声に―フクロウ
    妻恋う声はけんけんほろろ―キジ
    ちんちん千鳥のなく声は―チドリ
    うたう声にも血の涙―ウトウ〔ほか〕

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 勉強になりました。

  • 動物の鳴き声を扱った『犬は「びよ」と鳴いていた」が面白かったので買ってみた。

    こういった言葉の調査、学生の時分を思い出す。
    国語学の講義も何となく思い出す。

    ちょっとだけ学生だった頃の雰囲気を味わえる気がしている。
    ので、ちょびちょび読んでいる。

  • 授業の書評レポートの課題で選んだ本。というか、レポートの対象になる本がこれしか見つからなかった。内容の方はそれなりに楽しめた。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

一九四三年生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。埼玉大学名誉教授。文化功労者。古典語から現代語までの日本語の歴史を研究。特に『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社)、『ちんちん千鳥のなく声は』(大修館書店)など、擬音語・擬態語の歴史的研究は、高く評価されている。論文「源氏物語の比喩表現と作者(上)(下)」で日本古典文学会賞、『平安文学の文体の研究』(明治書院)で金田一京助博士記念賞、『日本語の歴史』(岩波書店)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。また、「日本語に関する独創的な研究」が評価され、二〇二二年に日本学賞を受賞。二〇〇八年紫綬褒章、二〇一六年瑞宝中綬章を受章。

「2023年 『日本語が消滅する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口仲美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×