天の科学史 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
3.75
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062920773

作品紹介・あらすじ

「天への恐れ」から星の観測は始まり、その意味を説明するために占星術が生まれ、正確な「暦」が権力者の権威を高める。やがて天動説から地動説へとパラダイムは転換し、天体力学の隆盛を経て、天体物理学と宇宙開発競争の時代へとむかう。民俗や宗教、数学や物理学を巻き込んだ展開する最古の科学=天文学の歴史と、人類の宇宙観の変遷をたどる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 社会にとってどのような意味のがあったのかを機軸として、パラダイムシフトの流れを追うことで、科学とは何かを考えさせられる。観測や計算による発見もさることながら、時代に応じた思想の潮流のようなものの影響の大きさは計り知れない。

  • 新書文庫

  • 西洋占星術の歴史の本も書かれてたような気がする。
    この本自体は1984年朝日選書の文庫化かな?
    他館発注

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1928-2014。科学史家。神奈川大学名誉教授。ハーヴァード大学Ph.D(科学史)。著書に『歴史としての学問』『帝国大学の誕生』『近世日本の科学思想』、訳書にクーン『科学革命の構造』など多数。

「2023年 『数学の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山茂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×