だれのための仕事――労働vs余暇を超えて (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
3.79
  • (18)
  • (33)
  • (21)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 623
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062920872

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子どものころからの、評価される自分は偽の自分である、という感覚と、仕事をしていてその意味づけに苦労したり、誰かの役に立っているという実感をもとめたりすることが無関係ではないと気付きました。
    仕事について書かれた本だけど、これからどうやって生きようか、整理して考えることができます。

    阪神大震災の後に書かれた本なので、ボランティアのことも書かれていて、311のあとで感じた、何かしなければ、という感覚と、でも理性ですぐに被災地に乗り込んでいくのを抑えていた時の感じがどこから来ていたのか、分かってすっきりしました。

    ここから先、成功も失敗もするだろうけど、自分が仕事に求めることの軸は失わずに、丁寧に社会に関わっていきたいなと思います。

  • 12/01/23。

全36件中 31 - 36件を表示

著者プロフィール

鷲田清一(わしだ・きよかず) 1949年生まれ。哲学者。

「2020年 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鷲田清一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×