名将言行録 現代語訳 (講談社学術文庫)

制作 : 北小路 健  中澤 惠子 
  • 講談社
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本棚登録 : 86
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (736ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062921770

作品紹介・あらすじ

早雲、元就、信玄、謙信、信長、政宗、秀吉、如水、家康。戦乱の世を生きた武将たちの叡知と人物像を語る逸話集を平易な現代語で読む

感想・レビュー・書評

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  • 北条早雲の時代から徳川家康の時代までの武将のエピソード集。
    良く聞く話が半分、珍しい話が半分といったところでしょうか。
    幕末の人が書いたからか、あまり徳川家よりじゃないところが好印象です。
    原作の 1/5 位の人数しか載っていないのが残念ですね。
    残りもどこかで文庫化してくれると嬉しいのですが。

  • 非常に厚い文庫本だが、これでも抄録に過ぎない。読み物としても楽しめるレベルだと思う。原文付きの全訳もいつか入手してみたいと思う

  • 北条早雲、織田信長、武田信玄などのメジャー武将たちのエピソード集。各武将の話がイメージ通りというか元ネタがこれなのか。
    トップに立つ人間の観察力、対応力について学べます。
    考えてみるとマニュアル本とかない時代。いかに優秀だったか偲ばれます。

  • 戦国時代の名将たちの名言や言動をまとめた一冊。
    それぞれの名将に共通しているのは以下のようなものだと思う。

    1、周囲が思った事とはまったく違う発想をする。
    たとえば家臣に過失があり、誰もがこれは切腹だ、と思うようなところで赦す、など。
    2、何があっても動じない。
    敵が多く攻めかけようが、自分が死にかけようが常に冷静である。お化けキノコが出てもあわてない。
    3、行動が異常に早い。
    4、思わぬところから教訓を拾い出す。
    5、慈悲深い。

    ・・・といったところだろうか。
    大事な所には折り目を入れたので、ちょくちょく読むことになるだろう。

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著者プロフィール

1835~1919。幕末の館林藩士。代々。主家秋元家家に仕え、藩の大目付や取次役などを務めた。

「2013年 『名将言行録 現代語訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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