- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062930956
感想・レビュー・書評
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意外な陰謀モノでした。
えいかのようでおもろかった。 -
面白いことは面白いが、ちょっと偶然が過ぎる。もう少し、うまく伏線を張れなかったのかと。
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読んだ絶対数が少ないミステリーについては
あまり語る資格を持たないのですが
血なまぐさいお話はどうしても好きになれず。
政治や権力闘争的なバックヤードも苦手。
作者ご自身も日常ミステリーの方が
お得意なのでは?と思うくらい
作品の質に違いがあるような気がします。 -
201505/面白かった
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残り3分の1で??
なんか読んだことあるな?
!単行本ん改題して文庫本にしただとぉ!?
続編かと・・・文庫書き下ろしで続編かと・・・ -
昨年読んだ『涅槃の雪』で本格的な時代小説の書き手の一人と見直した西條さん。
なんか、読み進むにつれて印象が変化する作品でした。
最初はキャラを立てた軽めの捕り物。八丁堀同心を父に深川芸者を母に持つおきゃんな長唄師匠のお蝶と、母親違いで父の後を継いだ兄の嫁、いつもしとやかな笑顔だがとんでもない方向音痴の紗十の義姉妹が主人公。
しかし何やら裏に流れる物が見え始めて、世話物として進めながら最終章あたりでその解決に持って行く本格的な時代ものに化けるのかな?と思ったら、真ん中より前あたりで裏が表に変わって結局はアクション性の強いチャンバラ物っぽくなりました。
ま、エンターテインメントとしては十分に楽しめましたが。
単行本時代のタイトルが「朱龍哭く 弁天観音よろず始末記」だったそうですが確かに「よろず始末」では無い。とはいえ、この文庫タイトルも如何なものか。「りんりん」って「凛々」のことなのかなぁ?