- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062931311
作品紹介・あらすじ
浜村渚が罠にはめられた! テロ組織「黒い三角定規」の幹部を追う武藤龍之介と瀬島直樹は、渚を連れて栃木県に向かう。だが、そこには首領アドミラル・ガウスが待ち構えており、三人は囚われの身となる。絶体絶命の中、古代エジプト数学を操る男との知恵比べが始まった! ほか3篇収録。〈文庫書下ろし〉
感想・レビュー・書評
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そろそろ飽きてきたかも?
でもストーリーや語り口が上手なので、文章が読みやすいし面白かった。
文章は面白いけど数学的な鮮やかさはネタが切れてきたのかな?と思った。 -
これでこのシリーズも終了。今後この方の作品は全てパス。
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「シスター・メルセンヌの記憶」
49番目の素数を探して。
自給自足をしているとしても、最低限のことをする為に街へ降りた際に情報は得ないのか。
きっかけを待っていたのだろうが、両者の意見も聞かないまま処罰する事に疑問はないのか。
「ナポレオンが見つけてくれた」
正三角形の中心を結ぶ。
店の方針で決まっている事とはいえど、緊急事態の時ぐらいは例外に出来ないのだろうか。
本来のサロンの形を知ることが出来なければ、事件は違う事実を残し解決していただろうな。
「集合と孤独のジュース」
カントールが出した答。
これは確かに簡単に認めてしまうと、全てに意味を持つ物が現れて厄介な事になりそうだ。
身体に害がある飲み物を飲み病院にいる者は、一般的な医学療法で解毒が可能なのだろうか。
「魂はピラミッドを彷徨えり」
始めから間違えていた者。
普段とは違い言動に違和感を感じていたが、答えに辿り着くまで考えもしないものだった。
これだけ簡単に人を操る事が出来るのであれば、回りくどい事等せず洗脳したらいいのでは。 -
本巻も管見にして知らなかった数学知識が得られ、数学の奥深さを感じられた。唯一「ド・モルガンの法則」はその名だけ記憶に残っていた。仲間には滅法厳しい黒い三角定規のアドミラル・ガウス。しかし、キューティー・オイラーや警視庁の武藤龍之介、ましてや浜村渚を抹殺する気はなさそうだ。古代エジプト数学を読むと、矢野健太郎さんの数学エッセイを思い出した。
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集合
濃度
ナポレオン 戦術
エジプト 生活に基づく数学 -
楽しみにしていた6冊めが出ました。数学のまめ知識が毎回たまっていきます。今回ちょっと登場する、トランプのナポレオンのルール解説まで付いてます。?
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面白かった