- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062932486
感想・レビュー・書評
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感想は下巻に
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徹生の身に起きたことが理不尽すぎて可哀想だった。自分だったら、生き返れて喜ぶ反面、もっと自殺ではないことを訴え続けると思う。死後の世界で、自分を他人に勝手に解釈されるのはすごく不快。亡くなったら他人の解釈を指摘することもできない。また、家族に自分の物を片付ける段階で見られるのも耐えられない。実際には生き返ることはないから、関係ないか。現時点では分からない徹生や千佳、佐伯の秘密を知るのが楽しみ。下巻もあっという間に読み終わりそう。
・人間の幸福というのは、つまり、自分の価値観と自分自身とが合致している実感じゃないですか?
・裏を返せば、そうじゃないなら、人間は永遠に不幸だということですよ。
・価値観に現状を無理してあわせようなんてすべきじゃない。現状に価値観の方をあわせる。それで楽になれますよ。 -
人物描写が秀逸。サエキの気味悪さ、リクの懐かなさ、チカの不信感、そしてテツオの戸惑い(Audibleで読んだので、登場人物の名前の漢字がわからない)…下巻にも期待!
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読んでいてすごくリアルで、すごくフィクションで、苦しくなる。
しかし、読み進めていく気持ちを止められないエンターテイメント性もある。
自分自身の生い立ちと似ているところもあり、著者がどういう考えでこのような小説が書けたのか気になった。 -
こわい、佐伯キモい
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後半へ。
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先月に続き、また、よみがえり系。
特に好きなわけではないのに、よく出会います。
まだ(上)を読み終わったところだけど、おもしろい。
『KAGEROU』『カラフル』とは違った展開。 -
10年前に読んだはずなのに、NHKドラマを見ても少しも思い出せなかったので、文庫本を購入。死んだ人間が生き返るという無理な設定をなんとかこじつけて話を展開しようとしている感があるなあ。
ドラマでは佐伯を阿部サダヲさんがやっているが、原作では醜く太って体臭がきつい男という設定。阿部さんはなかなかみごとに演じておられる。
こういう前の作品を読むと、最近の作品は近未来としてすんなり受け入れられるものになっているなあと進歩を感じます。(上から目線。)
言いたいことは生と死という哲学的なテーマなんですね。ただ実写化すると「世にも奇妙な物語」になっちゃうよなあ。後半、榎本祐さんの力量に期待です。あ、ドラマの感想になってるな。ははは。 -
いや面白い。これからドラマ1話観ます。