物語ること、生きること (講談社文庫)

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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933384

作品紹介・あらすじ

『獣の奏者』、「守り人」シリーズ、『鹿の王』。作家・上橋菜穂子が生みだす唯一無二の物語世界の源泉は、その人生にあった。祖母の語るお話と、イギリス文学が大好きだった少女時代。研究者を志しながらも、常に小説が心にあった。「夢見る夢子さん」は、いかにして作家となったのか。愛読書リスト入り。

感想・レビュー・書評

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  • 一歩踏み出すのを躊躇っている時にそっと背中を押してくれるような本。

  • 大好きな上橋菜穂子さんの幼少期から現在に至るまでの伝記のような本
    巻末の読んだ本は私も読んだ本がチラホラ
    えんの松原は本当に面白い
    イギリスに影響を受けたりスピッツがお好きだったり共通点が多いのも魅力だった
    一気に読んだ作品

  • 大好きな上橋菜穂子さんの歩いてきた軌跡を知ることができて嬉しかった。
    飾らずありのままの上橋さんの姿に親近感を感じ勇気をもらった。

  • 「『獣の奏者』、「守り人」シリーズ、『鹿の王』。作家・上橋菜穂子が生みだす唯一無二の物語世界の源泉は、その人生にあった。祖母の語るお話と、イギリス文学が大好きだった少女時代。研究者を志しながらも、常に小説が心にあった。「夢見る夢子さん」は、いかにして作家となったのか。愛読書リスト入り。」

  • 「香君」の興奮がおさまらず上橋菜穂子さんを知りたいと思って読み始めました。
    一気に読んでしまいました。面白い!
    「香君」を読んだ後に、ファンタジーではあるけれど、現実に起きていることと重なるのだろうと不思議でした。この本を読んで全てではないですが納得しました。上橋菜穂子さんは、経験したこと、自分が感じたこと、生きてきた道のりの上で物語を書いているからなのだと思いました。


  • 世界は思っているよりずっと広い、最後のメッセージが心に残った。
    大きくなるにつれ、ファンタジー的設定は苦手意識を持っていて上橋さんの小説もあまり読んだことがなかったが、物語に深みがあるのは、研究を通して、一つ一つの文化や伝承等を尊く思いながら見つめる経験からだろう。物語だからこそ伝えられることがある、と言う言葉に他の本も読んでみたいと思った。

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    小説が好きで本を書いてみたい、自分の夢を叶えたいと思う人にとって勇気がもらえる作品です。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/654696

  • へー!と思いながら読んだはずなのに、感想を書こうと思ったら何も思い浮かばない。彼女の作品にトライしたけれど、途中で断念したことを思い出す。

  • メイキング・オブ・上橋菜穂子
    上橋氏は最も好きな作家の一人。氏の作品が「極上のファンタジー」と「現実世界の鮮やかな断面」という二つの属性を持っている理由が少しだけ分かった気がした。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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