スター・ウォーズ フォースの覚醒 (講談社文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062934497

作品紹介・あらすじ

大ヒット映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がついにノベルズで登場! 
なぜポー・ダメロンはジャクーで助かったのか? レイとレンの確執は?
映画にはないシーンも満載された本作で、新伝説をより深く
味わおう――!

「エンドアの戦い」から約30年の月日が流れ、
銀河の平和は銀河帝国の残党からなる
「ファースト・オーダー」によって再び脅かされていた。
「レジスタンス」のリーダー、レイア=オーガナ将軍は、
行方不明の兄、ルーク・スカイウォーカーの居場所を示した地図を手にいれるべく、使者を惑星ジャクーに放つ。
使者からドロイドのBB8に託された地図を手に入れたのは、廃品回収を営む孤独な女性レイと、ファースト・オーダーからの脱走兵フィンだった。
彼らの行く手にダースベイダーの崇拝者、カイロ・レンが立ちはだかる。
それは、新たなる覚醒のはじまりだった――。

感想・レビュー・書評

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  • エピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、エピソード8『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、エピソード9『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は続三部作(シークエル・トリロジー)。エピソード6『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』の後の物語である。
    エピソード6終了後の物語は小説で続けられていた。それをなかったことにして新たな映画が作られた。小説ファンとしては素直に喜べない。
    旧小説シリーズでは皇帝死亡後の帝国はスローン帝国による盛り返しなどを除き、後退に次ぐ後退であった。権力を一人に集中する体制の脆さを描いており、現実味があった。これに対して映画ではファーストオーダーが銀河共和国を圧倒し、抵抗側はレジスタンスになっている。強大な敵という設定の方が物語は作りやすいのだろうか。
    旧小説シリーズより評価できるところは主人公レイがどこの馬の骨か分からないキャラになっていることである。小説版は名門一族化してしまった。もっともルーク・スカイウォーカーが後からダース・ベイダーの息子と判明したようにレイも重要人物の血族と判明するかもしれない。

  • 『EP7』こと『スター・ウォーズ フォーズの覚醒』ノベライズ。かつて『EP4』小説化の際にルーカスのゴーストライターを担い、初のスピンオフ小説でもある『侵略の惑星』を手掛けた作者に執筆依頼するあたりの媚び媚びしさは、ディズニー体制下の新カノンを象徴しているよう。ポー生還の経緯とタコダナまで追ってきたアンカー・プラットの2点が本編にない追加要素ですが、基本映画の筋書きどおりで映像で印象的なシーンが悉くあっさり済まされているのは不満です。設定面でも文章上の記述より読者側の知識が上回っているためコアファンには物足りません。『ローグ・ワン』に通ずるホイルス銀河史への言及、カイロ・レンとレイに接点があることを思わせる描写がかろうじて収穫でした。

  • 映画のあらすじを復習するにはいいかな。
    映画を思い浮かべながら読了。

  • ロー・サン・テッカの描写がややある
    BB-8は売られそうになった?
    ポー・ダメロンはどう助かった?
    カイロ・レンの出自をここでもうバラしちゃうの?
    など、映画では語られなかった補足を読める。

  • 映画にはなかったシーンが満載。待望のノベライズ! 

    エピソード6から30年後。銀河の支配を目論むファースト・オーダーとレジスタンスの戦いが激化していた。カギとなる地図を手に入れた孤独な女性レイ、脱走兵フィン、対するベイダーの崇拝者レンの運命が交錯する!

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