しょっぱい夕陽 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935531

作品紹介・あらすじ

酸いも甘いも知っているのが40代。けれど、自分のことはおぼつかないものである……。妻に浮気されていた男。息子のサッカーチームのママ友になじめない女。駄じゃれがやめられない離婚された男に、落語家に妄想恋愛する女。そして勘違いで幸せな教師男。いくつになっても迷える大人たちのほろ苦い、けれど甘酸っぱい5つの奮闘。まだまだこれから何かができる。そう思わされる心に優しい短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 改めて2回目読むとめちゃくちゃおもしろい!肉巻きおにぎりが1番印象的だった。

  • 「エフの壁」「肉巻きの力」「バナナの印」「もえぎの恋」「かみふぶきの空」
    中高年、同世代だから、あるある勘違いやら、これを目標に頑張れるってとこあるなあと
    そんな調子で読めました

  • 人生の酸いも甘いも知っている40代後半。だけど、明日のことはわからない。それでも前を向いて歩いていく男女の心に優しい短編集。
    確実に人生のピークは過ぎているけど、まだまだ何かができると思うのがこの年代。体力的にも精神的にも多くは望めないからこその何かの達成感が欲しいのである。とても身近な登場人物たちに共感必至の一冊。

  • 中年男女たちの〝ほろ苦く甘酸っぱい〟5つの奮闘!
    酸いも甘いも知っているはずの40代。でも……。妻に浮気されていた男、息子のママ友になじめない女、駄ジャレ好きの離婚された男に、落語家に妄想恋愛する女、勘違い教師の男。迷える大人へ贈る、心優しい短編集。

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著者プロフィール

神田茜(かんだ・あかね)
北海道帯広市生まれ。1985年に講談師の二代目神田山陽門下に入門、95年に真打に昇進。2010年『女子芸人』で第6回新潮エンターテインメント大賞受賞。著書に『フェロモン』『好きなひと』『ふたり』『ぼくの守る星』などがある。

「2014年 『しょっぱい夕陽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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