- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062935722
作品紹介・あらすじ
寿司が握る、殺しの鍵(ダイイングメッセージ)! 同心・丸川重三郎の謎の自死、その理由とは? 大人気江戸グルメ捕物帖第7弾。魚之進を襲った同心・丸川重三郎は謎の自死を遂げる。重三郎は自決の裏事情を知っているかの如く、南町奉行・筒井和泉守は抜け荷捜査の強化を部下たちに速やかに指示した。兄の死の真相に近づく魚之進の行く手を、珍料理を巡る難事件が阻む。大人気の食捕物帖、面白さ最高潮!
感想・レビュー・書評
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「絵巻寿司」「甘辛納豆」「まぐろの千切り」「幽霊酒」。幽霊酒に出てくるお店のからくりがなかなかおもしろかった。美味の側の悪に近づいてきました。おふくとは一体どういう人なんだろう。ケイクの件ほか続きが気になる。
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前に千葉県の久留里に行って絵巻寿司を作ったことがあります。
なので、今回の「絵巻寿司」は途中で絵が変わるとあったのが斬新!
今度はそれに挑戦したいと思いました。
あとは、昔は洋菓子が本当にお高かったんだね!
カステラが3切れで今のお値段で2万5千円って描写があったので、それに比べたらはるかに安いと思い、近々福砂屋のカステラを買ってこようと思いました。
それと、当時はまぐろは下魚で、かつをのほうがはるかに価値が高かったとのこと。
今でもかつをの消費日本一が高知(土佐)で、二位が水戸。
ともに尊王攘夷と神道が武士の間に浸透していた土地柄というのが、なんだか面白かったです。
庶民はまぐろを早々に食べ始めたけれど、武士の間ではなかなか浸透しなかったらしいので…。
そう言えば、全国でも高知と茨城の一部にはいまだに土葬の風習があるのも共通項があって面白いな。 -
そろそろ事件が解決するのか?
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2017年1月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ7作目。小さな謎を解決しながら、大きな謎に迫って行く、いつもの展開でした。
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201701/徐々に核心に近づいてるようだがまだひっぱるのか~
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寿司が握る、殺しの鍵! 魚之進を襲った同僚同心が謎の自死を遂げる。南町奉行はそれを聞き、抜け荷捜査の強化を部下たちに速やかに指示した。兄の死の真相に近づく魚之進の行く手を、珍料理を巡る難事件が阻む。面白さ益々舌好調!