半百の白刃(下) 虎徹と鬼姫 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936972

作品紹介・あらすじ

興里改め虎徹の刀は評判を呼ぶ。刀剣好きの吉原の花魁勝山も刀に魅せられ、、虎徹に入れこんでいく。だが越前の甲冑師だった興里と勝山には因縁があったのだった。ある日、虎徹の仕事場が荒らされる。同業者の嫌がらせか、それとも由比正雪の隠し金を狙った者の仕業なのか。床から大判小判を掘り出した夜、虎徹たちは襲撃者に囲まれていた。そして南蛮鉄を取り入れるなど工夫を凝らす虎徹は、はたして究極の刀をつくり出せるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 齢五十にして男は刀鍛冶を志す。待ち受ける幾多の波乱!
    越前の甲冑師だった長曽祢興里。自己流で鍛えた無骨な刀身は売れぬ、と江戸の刀屋は冷たい。興里の真価を見抜いたのは鬼姫の異名をとる旗本家の美貌の娘だった。虎徹と名を変え刀匠として名を上げていくが!?

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著者プロフィール

1948年、鹿児島県出身。科学ジャーナリスト、産経新聞論説委員。京都大学農学部卒業。著書に『釣魚をめぐる博物誌』『江戸釣魚大全』『江戸の釣り』。時代小説に『みずすまし』『あめんぼう』『闇の釣人』など。

「2021年 『江戸釣百物語 将軍から庶民まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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