逃げた名馬 公家武者 信平(二) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938617

作品紹介・あらすじ

その捕物、麿にお任せあれ。実在の公家大名が活躍する超人気シリーズ、はやくも移籍第2弾!

信平の下城中、とんでもない暴れ馬が現れ町は騒然、逃げる馬を怪力の家臣・佐吉がやっとの事で掴まえる。馬の持ち主は弟の借金を返すため馬を売りに来たという無役の貧乏旗本。高利貸しに脅され身体は痣だらけなのに仔細を話さず信平は訝しむ。馬が暴れた真相は如何に? 

あの決戦の後なにがあったのか?
信平、空白の三年を記す特別編「神宮寺との戦いの果てに」を巻末に収録!

感想・レビュー・書評

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  • つい、読んでしまった

  • 新シリーズ第二弾
    分り易い短編四話
    兄弟間の誤解、悪女妻の思惑、ある藩の危機に巻き込まれた家臣と父を殺された娘との孤独な闘い、家臣の嫁取りの背後に隠されたものは

  • この校正はどうなの?
    まだ神宮寺との戦いが終わってないのかと思ったわ。

  • 今回も連作短編。佐吉どうなるかと思ったけど、助かってよかった。堅物の頼母が初恋だなんて、と思って楽しみにしたのに、実らず残念。「妻帯はしない」なんて言わずにかわいいお嫁さんとラブラブになってほしいな。今回も五味とお初は進展なし。幸せになってほしいんだけどな。信平は新たなお役目になって次官では京へ行くようですね。また長編なのかな。

  • シリーズ(移籍後)第二弾。

    今回は、佐吉や頼母にもスポットが当たっていました。
    巻末には、神宮寺との戦いの後日談ともいえる特別編が収録されています。

  • その捕物、麿にお任せあれ

    とんでもない暴れ馬が現れ町は騒然。逃げる馬をやっとの事で捕まえるも、馬の持ち主は仔細を話さず、信平は訝しむ。馬が暴れた真相は如何に?三年前の決戦の後日譚「神宮路との戦いの果てに」を巻末に特別収録!

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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