アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940092

感想・レビュー・書評

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  • 「青き血筋の語るもの、人並み外れた怪奇譚、それもそのはずあたくしは、人であれども人でなし、人でなしとは人聞きが、ひどいもんだと思われど、ひとまず聞いておくんさい、真打ち津軽の恥さらし!」
    (P.163)

  • これは拾い物。かなり面白かった。この設定ならなんでもできるな。続編も楽しみ。現在は二巻までしか出てないようだがそれで完結するのかな?

    それにしても、キャラが皆濃いこと。人間ではない登場人物が多いので当たり前ではあるが。

    謎解き以外にも色々と楽しめる要素も多いので、何となくラノベぽくて近寄りがたいと思っている人にもお勧めできます。

  • 子供の頃からミステリ読んできた人は堪らないはず。ルパン、ホームズ、少年探偵団…ネタバレになるのでやめておきます。
    昔好きだったあの人たちを、私以外にも好きな人がいるんだって思えて、なんだか仲間が出来たようで嬉しくなりました。

  • 初めて読む作家さんで、いつまで続くかわからないシリーズ物に手を出すのを躊躇っていた。けれど読んでよかった。

    文章がとても読みやすく、キャラも魅力的。
    謎も人造人間や吸血鬼とだけあって突拍子もないものだけれど、楽しかった。ふたりが笑い合うのがとてもかわいらしい。

    続きがとても楽しみ。
    (でもどこまで続くのかな……

  • 不死身の吸血鬼が殺された。謎を解くために現れたのは怪物専門の探偵、鳥籠を持った道化師のような男とメイドだった。
    思った以上にロジカルなミステリ。設定は吸血鬼だの鬼だの人造人間が出てくるがフェアである。フランケンシュタイン、ドラキュラなどが無理なく配置されミステリ要素に取り込んでいるのは読んでいて楽しい。この巻の最後に敵役が名乗っているが、まさかM教授とは。もっと早く気がついて良かったはず。まだまだ私も洞察力が足りない。

  • 【クリスマス献本企画】に当選して、手元に届いたもの。献本自体応募したりするのも初めてでドキドキ。でも、自分の好き要素が詰まっていたし、応募して良かった。ありがとうございます!


    とにかく、読み終えて面白い!そして、続きが気になる!
    最初は極々普通の登場人物かと思いきや、一癖も二癖もある奇っ怪な面々の漫才的なやり取りに終始笑みがこぼれてしまう。
    異形達だからこその余裕と危うさを感じさせる流れがバランス良く現れているように思う。

    物語は大きく二つの事件があるが、個人的には『吸血鬼』の方が好み。
    ストレートに行けば犯人になりうる人がではなく、意外な人物が犯人だったり、トリックもなるほど~と思えたし、かえって卿が哀れだなぁと。

    『人造人間』の方は、あまり興味を引かれる内容では無かったけど、最後の最後にヤツに繋がったのが意外な展開だった。

    人外的な要素も見逃せないし、3対4+1のままなのか、"一派"の方が増えるのか互いに増えるのか…どうなんだろう?
    このあと、どう絡んでくるのか楽しみである。


    漫画化も決定しているようだが、これは活字で読んだ方が面白いように感じる。
    予想以上だった為、次巻も期待&購入予定。

  • 中くらいの長さで、2編。吸血鬼、フランケンシュタインの怪物。主人公一行 3人。まずまずでした。

  • 4巻が出たので再読

  • ドンチャン騒ぎ。読んでいて楽しい。どちらかと言えば「鬼殺し」が好きだったかも。真打津軽かっこいいね。

  • 読むのが遅い私でも、読み終わるのに合計6時間くらいしかかからなかった。
    それなのにしっかり頭に入ってる。
    難しい言葉がほぼ無く、しっかりミステリ。
    これは面白い。

    「バトル」で「ミステリ」で「キャラクターが独特」。
    まるで「見てよし、聞いてよし、触ってよし」の三拍子のように素晴らしいです。

    テンポも良く、言葉遊びのような遊び心も面白く、難しい言葉もあまり使われていない。
    これは好きですね。

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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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