- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062941198
作品紹介・あらすじ
霊界の裁判官・閻魔沙羅VS.現世に未練を抱く死者たち
賭け金は己の『命』。明日から少し前向きになれる推理ゲーム!
「閻魔堂へようこそ」。閻魔大王の娘・沙羅を名乗る美少女は浦田に語りかける。元甲子園投手の彼は、別荘内で何者かにボトルシップで撲殺され、現場は密室化、犯人はいまだ不明だという。容疑者はかつて甲子園で共に戦ったが、今はうだつのあがらない負け犬たち。誰が俺を殺した? 犯人を指摘できなければ地獄行き!? 浦田は現世への蘇りを賭けた霊界の推理ゲームへ挑む!
感想・レビュー・書評
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「閻魔堂へようこそ」。閻魔大王の娘・沙羅を名乗る美少女は浦田に語りかける。元甲子園投手の彼は、別荘内で何者かにボトルシップで撲殺され、現場は密室化、犯人はいまだ不明だという。容疑者はかつて甲子園で共に戦ったが、今はうだつのあがらない負け犬たち。誰が俺を殺した? 犯人を指摘できなければ地獄行き!? 浦田は現世への蘇りを賭けた霊界の推理ゲームへ挑む!
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冥界の推理ゲーム第二弾。 今回の挑戦者はなんか癖のある方々、誰が何の為に俺を殺したのか。
サブタイトル作を含む三編。 沙羅ちゃんが可愛く人生を説いてくれます。 -
短編が3つ。
2本目は結果が個人的に好みではなかった。他のストーリーは死んで生き返ることで過去の行いを振り返り反省していく場面があり、そこが良かったが、このストーリーはそれが無かった。確かに悪人ではあったが、仕打ちとしてはそこまでする必要があったとは思えなかった。嘘をついたことが原因かなと一瞬考えたが、そこに関する描写もなく裁かれたので関係なさそうだった。
基本的には面白かった。謎解きもふわっと予想できるものがあるが、細かい部分まで詰めることができるほどは浅くないため楽しんで読める。
それにこれを読むことで、生まれ変わった気持ちで生きていくことの重要性を考えさせられる。実際に死んで、そのことを忘れた状態でも、自分の行いを反省して人生をやり直していくことに力をもらえる。
自分も今がその瞬間だと思えば、行動できるはず。 -
閻魔堂シリーズの第2段。閻魔大王の代わりに死者を裁く娘の沙羅ちゃん。裁かれる死者は色々な年齢、職業、性格な人達ばかり。でもどの人も好きになれるのですが、今回どうしても好きなれない人が登場しました。そんな人はどんな結末になるのかなと思っていたら、なるほど、これは怖い。
基本的にハッピーエンドが好きな私にとって、この作品はとても好きです。読み終わった後のスッキリ感が好きです。作中は散々ヤキモキさせられますが。。。 -
閻魔様初登場。なかなか黄泉の国も大変そうである。